天気の悪い日に不調になりやすいのはなぜ?
どんよりして天気が悪い日…
なんとなく気分ものらないし、朝からなんだか体がだるい 🙁
スッキリしないという方は結構多いのではないでしょうか?
天気病み、気象病といわれる症状は、曇りや雨の日いわゆる低気圧の日に起こりやすい不調です。
- 頭が重くてズキズキする
- 関節が痛む
- 体がだるく感じる
- 古傷が痛む
- ぜんそくがひどくなる
などさまざまな症状があります。
天気が悪いと、なぜそういった症状が出るのでしょうか?
一般的には、、
- 気圧の変動で自律神経が乱れるため
- 耳の中の内耳というところに気圧を感知する機能があり、そのはたらきが過敏になると脳へ過剰に情報がいき、自律神経が乱れやすくなる…
などと言われています。
しかし、内耳の気圧センサーがなぜ過敏になるのか?
気圧の変動はみんなに影響しているのに、なぜ具合が悪くなる人とならない人がいるのか?
というところは曖昧でよくわかりません。
暖では、気象病も血流障害に関係していると考えています!
先日、島田へ練習に行った際にも気圧の影響では??と感じる出来事がありました。
いつもは調整できる関節がその日は癒着して動かなかった…
なんだか今日は体がいつもより固くなっている…という方が多かったのです。
その日は天気が悪く、翌日も雨の予報。
低気圧の日は血圧が低くなります。
それによって血流が悪くなり、関節や筋肉も固くなっているのでは?と感じました。
なぜ、低気圧になると体の不調が出やすいのか?
それは低気圧によって体にかかる空気の圧力が減ることに関係しています。
私たちの体は、いつも空気の圧力を受けています。
低気圧の日は風が上空へと吹きあがっています。
地上の湿気が上空で冷やされて雲になり、雨が降りやすくなります。
地表付近の空気が普段より薄くなるため、体にかかる空気の圧力が少なくなります。
すると、血管にかかる圧力も減るため血管は拡張します。
血管がひろがると良いような気がしますが、実はこの時、ひろがりやすい血管とそうではない血管の差があると不調を感じやすい!
当院ではそのように見ています。
血液も川の流れのように流れやすい方へいくため、血管が固く拡張できない部分へは血液が流れにくくなります。
すると、筋肉も硬くなり細胞は酸素が足りなくなって炎症を起こしてしまいます。
天気が悪いと体調が悪くなる人とそうではない人の差は、体の硬さや歪みなどによる血流障害に関係している
そう考えれば個人差の理由もわかる気がします。
気象病といえば代表的なものは偏頭痛です。
頭痛は主に首や鎖骨の歪みやコリによる血流不良です。
普段からスマホやPC操作が多い人は特に、目の使いすぎで首の筋肉が硬くなっています。
目は血液を多く必要とする器官なので、目を酷使すると首の筋肉を栄養する分がとられてしまうのです。
首が硬くなればそこを通る血管も圧迫されがちになって、脳へいく血流が不足してしまいます。
現代は子供の頃からスマホやタブレットに接しています。
そのため子供の頃から目の使いすぎによる首コリや肩こりを起こしやすい環境です。
私の知人のお子さんは高校生ですが、偏頭痛もちです。
天気の悪い日、頭痛がひどくて早退した日があったそうですが、保健室も体調不良の生徒がいっぱいでベッドが空いていなかったと聞いたことがあります。
スマホの普及で偏頭痛持ちの方が増え、天気による影響を受けやすくなっているということでしょう。
ひざなど関節の痛みも普段から関節が硬く、血流が悪くなっているのです。
低気圧と高気圧について
天気予報でよく聞く言葉ですよね。
低気圧は天気が悪い日
高気圧は天気が良い日
個人的には、低気圧の方がどんよりして空気が重くなり体への負担が大きくなる?というイメージがありましたが実際には逆になります。
地表付近の空気が薄くなって、体への気圧は少なくなります。
高気圧の日は、空気が地表にゆっくりと吹きおろされているので地表付近の空気が濃くなります。
そのため、体にかかる気圧が多くなり血管への圧力も増えて、血圧が上がります。
天気の良い日には血管に均等にかかっていた圧力によって、ポンプ作用のように血流が促されていたものが、天気の悪い日には少なくなって血流が悪くなりやすいのです。
気象病にならないようにするには?
硬くなっている血管を柔らかくして血流改善をする事が大切。
そのためには… 💡
- 血管を圧迫している骨格の歪みをととのえる
- 硬くなっている筋肉をほぐしてしなやかにする
血管や筋肉をしなやかにして、低気圧の日にも血流の大きな差が出ないようにしてやれば、血流障害による痛みや痺れなどの不調も良くなります。
生活面では睡眠不足やストレスは大敵です。
天気が悪くなる予報の前日や当日は
- ゆっくり湯船に浸かる
- 早めに就寝
- 寝る前にスマホを見ないようにする
- ストレッチをして体をほぐす
- スマホなどを見る時間を減らす
など、体のケアを意識的に行うのがおすすめです。
偏頭痛など、首コリ緩和にはワインボトル安眠枕がおすすめです!
当院での施術を受けられている方は目的の不調以外にも、全体的に体の調子が良くなると言われる方が多いです。
頭痛が起きにくくなったり、膝や腰の痛みがよくなったり、寝つきが良くなったりなどなど。
なんだか体調が悪い…
それは年齢や自律神経のバランス、体質、ストレスなどさまざまな要因があります。
しかし不調を起こしやすい方に共通するのは、体が硬く血流が悪くなっているということ。
体を整えて血流をよくすることで天気に左右されにくい、めぐりの良い体にしていきませんか?
院長による気象病の解説・症例はこちらをご覧ください。
こちらでは今迄の整体の概念とは違った角度からの健康サポートをしています。
[病院では異常なしと言われた]
[通院しているが良くならない]
そんな方はまず自分の体質・不調の原因から考えてみませんか?
静岡県島田市/浜松市の暖・静岡自然療法です。