片頭痛・天気病み
天気病みの原因について解説しています
5年前からの天気病みが1回で消えました
岸本君には小学校へ入学した頃から天気が悪くなると片頭痛が出るという、天気病みが持病としてありました。
血液の不足による頭痛
頭痛にも色々なタイプがあると思います、今回の岸本君のような一般的な頭痛から脳腫瘍などの重篤な病気の場合もありますが、ここでは何処にでもあるような一般的な頭痛について考えてみます。
頭が痛いということは、脳細胞に血液の不足による酸素欠乏の炎症が起きていると考えれば簡単に原因が見えて来ます。
正座を長時間すると健康な人でも足が痛くなりますが、あの痛みが細胞に血液が不足すると出る酸素欠乏の炎症です。
では、なぜ岸本君のように台風のような悪い天気の時だけ頭が痛くなるのでしょうか?
気圧と血流の関係
それは気圧が関係しています。天気の良い高気圧の時には、気圧により身体は圧迫され血管も均一に圧迫されていますので血圧は高めになっています。
天気病みを持っている人でも、天気の良い気圧が高い日には血流の悪い箇所にも必要量の血液が流れて来ますので、痛みが出る事はありません。
硬い血管は拡張できない
しかし天気が崩れ、低気圧になると気圧による全身への圧迫が減り、それにより全身の血管は拡張するので血圧は下がります。
しかしその時に拡張できる血管ばかりではありません。
骨格の歪みによって常に圧迫され続けて、硬くなっているような血管は拡張することは出来ません。それにより気圧が下がる事で柔らかな血管の部分と硬くなっている血管の部分との血流に差が出てしまいます。
血液は水の流れと同じで流れ易い方を優先して流れます。気圧が下がり血圧が下がる事で硬くなっている血管には血液が流れ難くなるといった事が起きてしまいます。
血液が流れ難くなるという事は、その先の細胞へ新鮮な血液が届かなくなる事ですので、当然ですが酸素欠乏の炎症が起きてしまうのです。天気病みは細胞が呼吸困難となり苦しがって起きる症状である事を覚えて下さい。
なぜそんなに早く結果が出たのか?
この写真は岸本君の鎖骨の状態をチェックした時の物です。特に左の鎖骨に大きな歪みがある事が確認できました。
歪みがあると腕が上がりませんのでその場で歪みを確認できます。
この状態では左の鎖骨と肋骨の間を通る、心臓から出たばかりの太く重要な血管は強く圧迫されてしまいます。
つまり首から上の細胞へ栄養と酸素を送るための血管の元栓が閉められた状態なのです。
鎖骨の歪みを正す手当をしたところ、岸本君に出ていた首や頭の痛みは即座に取れてしまい、その後は天気の崩れによる頭痛が出なくなったとビデオでも証言しています。
新鮮な血液が酸欠で弱っていた細胞に届けられたため結果がすぐに出てしまう訳です。
特に子供の場合には筋肉の老化がないので骨格の歪みを正せば早期に改善されます。
どこかの医師が監修しているサイトを読んだ事がありますが、天気病みの原因を「低気圧での血管の拡張により脳の神経が圧迫され頭痛が起きる」との記述がもっともらしく書いてありましたが本当でしょうか?
もしその理論が正しいのであれば天気が悪くなるとその地域の全員が頭痛で苦しんでしまう事になりますが、実際には頭痛が出ない人もいます。頭痛の正体は血液が来なくなるから起きる細胞の酸素欠乏です。
痛みは信号、薬で信号を消すな!
痛みを代表とした色々な症状は、身体の異変を気付かせるための大切な信号です。そうした症状を薬を使い消してしまうのが現在の医療です。
確かに便利ではありますが、原因を知る上ではかえって難しくなってしまう場合もあります。なぜなら症状が消えてしまったのでは身体の異常を見つけ難くなってしまうからです。
原因を知った上での対応をしよう
片頭痛といった簡単な症状ではありますが、根本の原因を無視した対応を続けた場合には脳腫瘍・くも膜下出血などの重大な病気に発展してしまう危険性もあるのです。
私たちの身体は細胞の集合体です、その細胞たちが喜んで生活できる環境は新鮮な血液が安定して届けられる状態であることを知って頂きたいと思います。