今のままで本当に良いのでしょうか?
今、日本で行われている不妊治療について、その有効性と問題点を考えてみましょう。
一般的な不妊治療の流れ
不妊治療の一般的な流れは
① タイミング法 的確な排卵日を指定して自然妊娠を狙う 3~6周期を目処に
② 人工授精 精子と卵子を子宮内で人工的に出会わせる 成功率5~10%
③ 体外受精 卵子と精子を体外で人工的な環境で出会わせる 成功率14~26%
④ 顕微授精 卵子に一匹の精子を直接注入して人工的に受精させる 成功率5~15%
といった順序で進んで行くようです。成功率・妊娠率の%は専門サイトを参考にしました。これらの不妊治療には全て排卵誘発剤も使用されているようです。
私も正直なところ成功率の低さには驚きました。
不妊治療の意外と低い成功率
この数字を見てあなたはどの様に感じたでしょうか?高水準の医療であるはずの体外受精・顕微授精であっても成功率は気落ちするレベルです。
自然に妊娠・出産ができないのにはそれなりの身体的な問題がありますが、その身体の問題点はそのままで科学の力で強制的にさせるといった感じの対応ですので成功率は上がりません。
自然界には優勢保護を目的とした自然淘汰という厳しい掟があります。弱い者は子孫も残せないといった理不尽とも思える厳しい規則です。
その自然界の規則を科学の力で無理に打開するといった不妊治療ですので限界があるのではないかと感じています。
排卵誘発剤をなぜ使う?
不妊治療で当然のように使われている排卵誘発剤について考えてみましょう。そもそも不妊に悩む女性は残念ながら健康体ではありません、たとえスポーツ万能の女性にしても子宮・卵巣といった生殖機能が不健康であれば残念ながら妊娠は出来ません。
排卵が出来なかったり受精できないといった問題は、卵巣そのものが正常な働きをしていないと言わざるを得ませんが、その根本原因を無視しての不妊治療で常用されるのが排卵誘発剤です。
知っての通りそれを使う事で複数の卵が排卵されますが、卵の数が増えた分だけエネルギーは分散されてしまい1個の卵が持つ活力は落ちてしまうというリスクが考えられていない様な気がします。
排卵が出来なかったり受精しにくいといった問題は、卵巣の不具合なのにその問題に目を向けず科学の力でとにかく排卵をさせ、冷凍保存までして次回に備えるとした医療が常識とされているのです。【下手な鉄砲も数ウチャ当る】の発想で、卵の質を上げる事は出来ません。
考えてもみて下さい、あなたが日頃に食べているフルーツも果実を大きく育てるために摘果という他の枝に実った不要な果実を摘み取る作業をして、本命の果実に栄養分を集中させます。
そうしないと果実への栄養補給が分散してしまい、数は多いが売り物にならない貧弱な果実となってしまいます。人間の卵も同じです、数が増えれば個々に持つ能力は必ず劣化します。
そのような小手先の対応でなく卵子の質を改善すれば良いのですが、現代医学にはその手段がありません、なぜなら血流を改善させて新陳代謝を促すといった発想が存在しないからです。
子宮・卵巣を健全に作り替える
【作り替える】といった発想が今までの医療にあったでしょうか?今までの常識に無いものだから「そんな事はウソでしょ・・・」あなたの声が聞こえて来そうな気がします。
しかし実際にそうした現象は起きるのです。このサイトにもそうした現象を証明する実証例も本人の貴重な体験談と共に紹介されています、ぜひご覧下さい。
私たちの身体は60兆もの細胞の集合体で、全ての臓器や筋肉・骨・肌などの各組織の細胞は常に新陳代謝が繰り返されていています。
その新陳代謝が正常にされないとトラブルが起きてしまいます。逆に言えば新陳代謝を正常にさせる事で細胞レベルからあらゆる問題は自然の力で無理なく解決されて行くのです。
もちろん細胞レベルでの変化ですので、その変化は確実ですが決して急速なものではありませんし、また限界を超えて壊れたものを修復する事も出来ません。何事にも限界は存在します。
不妊になぜ整体なのか?
このサイトに何回も出てくる新陳代謝の力で子宮・卵巣といった臓器の活力を上げる事で解決させるのですから、血流を改善させる事がポイントである事は理解できると思います。
血流を良くするのには血管の圧迫があっては成りません。血管の圧迫を解消するのには身体の歪みを修正する必要があります。
身体の歪みとは、いったいどの様な事なのでしょうか?それは骨格の歪みから来る身体の歪みです。ここまで来てようやく不妊と骨格調整との因果関係が見えて来るのです。
不妊を対象とした自然療法は少なくありませんが、整体による骨格調整には血液と神経の流れをダイレクトに改善させるパワーがあります。
その力は鍼灸や温灸といったツボを刺激しての間接的な効果を狙ったものに比べると効果の面で格段の有効性があります。それはこのサイトの改善症例の多さが証明しています。
人間はとてもアナログ的な生き物です、赤ちゃんが求めている環境は決してデジタル化された近代的で冷たい感じのものではありません。暖かさのある自然を求めているのです。