花粉症の鼻づまりは鼻粘膜の代謝異常 静岡市Aさん
花粉症の原因は鎖骨の歪み
たった3回で鼻の不快感が解消した
花粉症に苦しむ人が大変に多いですね、ここでは花粉症の原因を自然療法での目線では、どの様に考えているかを簡単に説明したいと思います。
まず鎖骨チェックの写真を見てください、左腕が上まで上がっていません。これは鎖骨と胸骨を連結している胸鎖関節に歪みが出ている証拠です。歪みが無ければ腕はスムースに上まで上がります。
実はこの鎖骨の歪みが花粉症には大きく関わっています。
イラストを見ても解かりますが、鎖骨が歪む事で第一肋骨と鎖骨の隙間が狭くなり、その間を通っている血管やリンパ管・神経繊維などは常に圧迫された状態となってしまいます。
特に鎖骨の下を通る血管の圧迫は目・鼻・耳のトラブルに大きく関わってしまいます。
鎖骨下動脈は大人の小指ほどの太さがある大血管で、この血管から枝分かれして脳を初めとして目・鼻・耳といった大切な器官へ栄養を送る頚骨動脈も流れています。つまり鎖骨の歪みはこうした血流の元栓が閉められる状態となる訳です。
血流の元栓が閉められればどうなるでしょうか?鼻粘膜に対して新鮮な血液からの栄養が届き難くなることで、鼻粘膜の新陳代謝にトラブルが起きてしまいます。
鼻・耳・気管支といった外気が入り込む構造になっている箇所の粘膜は、唇のようなツルツルとした造りではなく、繊毛(せんもう)が表面を覆っています。
その繊毛には適度な粘液が分泌されて、空気中のチリや埃を絡めとり体内へ異物が侵入しないような仕事をしている訳ですが、その仕組みも血流が悪くなる事でトラブルを起こします。
今回の花粉症という問題も、そうした身体の仕組みを知れば原因がハッキリとして来ます。
つまり鎖骨の歪みにより鼻粘膜への血流障害が起き、それにより鼻粘膜の新陳代謝が落ちて繊毛細胞から分泌される粘液が安定して作られないので、花粉という外敵を鼻の粘膜が絡めとる事が出来ずに、粘膜の炎症が起きていたのです。
杉花粉が悪い訳ではなく、その人の体調が少しだけ悪くなっていただけの事でした。実際に同じ環境でも花粉症にならない人も大勢いるのですから。
パソコンやスマホの普及で目を疲れさせている人がとても多くなっています。この目の疲れが首の疲れを呼んで、首の疲れが鼻粘膜の代謝異常を引き起こして花粉症になるといったケースです。目の使いすぎにも注意してください。