膀胱炎の自然治癒
膀胱炎の症状で病院を受診したが
菊川市のKさんは以前から膀胱炎を何回か発症し、病院での投薬で解決して来た女性です。その経験もあり、今までと全く同じ症状なので自分でも膀胱炎であると判断し泌尿器科を受診しました。
しかし、今回は病院で処方された抗生物質では解決されずに当院へ来られました。動画でも証言されていますが、医師からは毎回「尿に濁りは無いものの細菌がいる」との説明を受けていたそうです。
細菌の感染による炎症であれば、尿に濁りが出るはずなのに濁りは無かったと証言しています。つまり細菌感染による炎症ではないので病院で処方された抗生物質では効果が出なかったのです。
一般的に膀胱炎は大腸菌などによる感染が原因とされていますが、それだけではなく血流障害による細胞レベルでの酸素欠乏の炎症(酸欠痛)もある事を解説します。
劇的な変化が出て驚きました!
こうした状態での痛みや違和感を鎮痛剤などで消してしまうのは、ある意味では危険な行為かも知れません。実際に彼女は1回の調整で頻尿なども改善され、劇的な変化であると喜んでおられました。
彼女のお腹を軽く押したところ非常に硬い状態で、痛みも訴えました。下腹部への血流障害がある証拠です。
このサイトでは何回も書かれている事ですが、血流が悪くなれば、その部位の細胞は酸素欠乏の炎症を起こします。長時間の正座で足に痛みが出るのと全く同じ症状です。
つまり彼女の膀胱は、骨盤の歪みによって下腹部の血管が常に圧迫され、血流が悪くなり細胞レベルで呼吸困難な状態となり、異常を知らせる信号を痛みや違和感として発していたのです。
人間は60兆もの細胞の集合体
彼女の場合、膀胱炎と思われる症状の他にも頻回尿や汗が出にくいといった体調不良も同時に改善されてしまいました。それらの改善にも当然ですが理由があるので簡単に説明します。
頻尿が改善された理由は膀胱への血流が改善され、硬く縮んでいた膀胱に弾力が戻り健全な状態になった為です。つまり膀胱の肩こり状態が改善されたのです。
汗が出るようになったのは、背中を中心とした神経線維の圧迫により不調であった腎臓の機能が正常化されたのだと感じています。骨格の歪みは自律神経の失調を起こしてしまいます。
当院で行っている骨格調整は神経伝達の改善と血流改善をコンセプトとされているので、今回の症例の様に幾つかの不調が同時に改善されてしまうといった特長があります。
いずれにしても、人間は細胞の集合体でありその細胞たちは血液により栄養と酸素を補給して新陳代謝を繰り返しながら生きている。といった大原則を忘れないで欲しいものです。