2年ぶりに朝までぐっすり眠れた 浜松市 69歳 Tさん
2年ぶりに朝までぐっすり眠れた
最近お客様から睡眠が浅い、夜中に必ず起きてしまうとお悩みを良く聞きます。
先日初めてご来院されたTさんの例を元に今回は睡眠についてお話をさせて頂きます。
Tさんは2年程前から夜中に必ず目がさせめてしまい、そこから寝れなくなるといった悩みを抱えて来院されました。
始めにTさんはきっかけとなる出来事や現在のお悩みや心配事などをじっくりとお話しをしてくれました。
その後、身体の状態を検査したところ鎖骨に歪みがあることと、鎖骨周辺と首が凝り固まっていることが分かりました。
首コリが上質な眠りを妨げる
本来眠る時は、リラックスモードの副交感神経が優位な状態となっています。
また、脳の血液は起きている時に比べ少なめになっています。
食事をした後眠くなると言った経験は誰もがした事があると思います。
あの現象は胃が働くために血液が胃に集まり、脳の血液が減る事で眠くなっているのです。
つまり、眠る時は脳の血液はやや少なめの方がよく眠れる事になります。
しかし、首コリにより脳への血流が悪くなっている人はどうでしょうか?
普段から脳の血液が少ない為、眠る時に血液を減らすと脳は必要以上に血液が不足してしまいます。
脳はそのままではまずいと判断し、交感神経を刺激する脳内ホルモンを分泌して血圧を上げるのです。
すると身体は、昼間の働きモードへスイッチされてしまうのです。
それでは上質な眠りが取れるはずもありません。
首コリの原因
首コリを起こす原因は多々ありますが、Tさんの場合はお仕事で下を向いて作業をする時間が長いこと、常に目を酷使していることが挙げられます。
Tさんに限らずお仕事や家事など基本的に下を向いたり頭が前に出ていることが多いのではないでしょうか?
頭の位置が少し前に出るだけで首や肩には3倍もの負荷がかかると言われています。
意識できる時は頭の位置を後ろに下げて耳と肩の位置を揃えることを意識してみると良いかと思います。
目の使いすぎも要注意!
目の使いすぎも首コリの原因になります。
身体の中で目は脳の次に血液を消費する臓器なのです。
目は血液を燃料として物を見ている為、目を使いすぎると、本来首を支える為の筋肉に行くはずの血液も目が奪い取ってしまいます。
すると、首を支える筋肉が栄養不足になり硬くなって首コリが起こるのです。
パソコンやスマホを使っている時は、30分〜1時間に1回は目を休憩させてあげると負担が少なくて良いかと思います。
忘れてはいけない鎖骨の歪み!
なぜ鎖骨の歪みが首コリと関係があるのかはこのHPの中で何度か説明があったかと思いますが下のイラストを見てください。
鎖骨が歪む事で、心臓から出たばかりの太い血管が鎖骨と肋骨に強く挟まれた状態となり上半身を補う血流の元栓が締められた形になります。
この血管は、上半身への血流の大元の血管です。
大元の元栓が締められていたのでは、首や肩・目・耳・鼻そして脳への血流が悪くなるのが想像できるかと思います。
その為、不眠で悩む人は花粉症やドライアイ、頭痛などの症状もある方が多いのです。
Tさんには施術で鎖骨と頸椎の歪みを取り除き、鎖骨周辺や首肩周りのほぐし方を伝えて家でも取り込んで欲しいとお伝えしました。
次の日連絡があり2年ぶりに朝まで起きずにぐっすり眠ることができたと喜びのLINEを頂きました。
そういうお声を頂けると私もとても嬉いので本当にありがたいです。
その後の様子を聞くと、次の日以降はまた途中で起きてしまっているが眠れる時間が少し長くなったとの事で家でも頑張っています。と前向きな姿勢で取り組んでくれているようです。
*首こりについて書かれた記事が他にもございますのでこちら是非一緒にご覧になって下さい。
こちらでは今迄の整体の概念とは違った角度からの健康サポートをしています。
[病院では異常なしと言われた]
[通院しているが良くならない]
そんな方はまず自分の体質・不調の原因から考えてみませんか?
静岡県島田市/浜松市の暖・静岡自然療法です。