赤ちゃんの血流障害
はじめまして。研修生の杉浦です。
現在勉強中の身ですが、いずれ浜松で女性を中心とした施術院の開業を目指しております。
今回は島田本院に練習に行った際の出来事などをご紹介させていただきたいと思います。
赤ちゃんでも血流障害は起こる
その日来られていた中に、生後半年ほどの赤ちゃんを連れたご家族がいらっしゃいました。
骨格調整を必要とするのは大人ばかりではなく、小さな赤ちゃんでも体がゆがみ、不調を抱えていたりします。
お子さんでも何かしらストレスを感じたり、日々の姿勢や体の使い方などで歪みが生じることがあるということです。
その赤ちゃんは、体のあちこちに湿疹が出ていました。病院では乳児湿疹と診断され、弱いステロイドの処方とこまめな保湿をするようにと言われたそうです。
しかしステロイドの使用は一時的に症状を抑えこみ、体の毒素排出を止めているだけです。むしろ長期連用する事で色々な副作用を起こし、使用前より重篤化し、長期化する危険性があります。
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逆子は胎児の血流障害の原因に
また、そのお子さんは逆子になっていたため帝王切開で出産され、出生時は足が紫がかっていたということでした。そのため股関節が固く、手足も冷たかったとの事です。
私もお子さんの体を少し触らせていただきましたが、赤ちゃんにしては体が少し固いように感じました。湿疹のかゆみがストレスになり、緊張状態が頻繁に起こっていることも原因のひとつのように思いました。
しかし、小さなお子さんの場合は血流障害の期間も短く代謝もよいため、大人に比べて短期間で変化が見られます。ご家庭で簡単なマッサージをする事でも良くなるそうです。詳しくはコチラ
その赤ちゃんもお母さんの手当のおかげで足の色も普通に戻り、温かさが戻ってきていました。
普段できるだけマッサージをしてあげる事でスキンシップもとれますし、お子さんもリラックスできて心も体もほぐされるのでしょう。
ではなぜ、そのように生まれつき体が固く冷えてしまったのでしょうか?
それはお腹の中で逆子の状態が続いていた事で、胎児の時から血流が悪くなるからだと山本先生が説明されていました。
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お母さんのお腹の中は上の方が広く余裕があり、子宮口に近い下の方は筋肉や骨格に囲まれ狭くなっています。
通常、胎児の足は胎内の上方にあり動きやすくなっています。ですが逆子になると足が下になるため、狭いところに窮屈に収まる形になり、血流が悪くなってしまうのだそうです。
大人でも長時間足がのばせないと、足が痺れたりむくんだりしますよね。
赤ちゃんも足をのばしたい時がありますが、逆子の場合には足をのばすスペースが無くなっているので常に足を曲げていると考えられます。
実際、逆子になっている間は赤ちゃんの動きがほとんど感じられなくなったと言われていた方がいたそうです。ですが骨盤を調整して筋肉を緩め、逆子がなおるとまた動くようになったとのことです。
帝王切開は母子共にリスクがあります。通常分娩に比べ、アトピー になりやすいとの研究結果も最近では出ているようです。
骨格の歪みをただし筋肉をやわらかくして血流をよくすれば、さまざまな不調は自然と良くなっていきます。
私自身、もともとアトピー 治療のために来院し自然療法と出会いました。今では血流の大切さを知ったことで、体の不調や病気に不安や恐れをあまり感じなくなりました。
もともと人の体には自然治癒力が備わっています。それを活かせる体づくりが大切だと実感しています。
不妊・生理痛など婦人科系の不調なら、暖・静岡自然療法に一度ご相談ください。
整体による骨格矯正をベースに、血流改善で女性特有のお悩み解決のお手伝いをしています。