ガンの予防を兼ねた妊活
卵巣チョコレート嚢胞
Y・Kさんは二人目の赤ちゃんを希望しての来院でした。一人目も顕微授精によって妊娠したとの事でしたので、体質的にはかなり悪い方であるとの自覚もありました。
病院での不妊治療も受けていたのですが、FSHの数値が高くホルモン剤の内服で吐き気などの体調不良が出てしまい、体質改善をしたいとの思いで来られました。
彼女は子宮内膜症を患っていて、手術も受けています。チョコレートの除去手術で卵巣も傷つけられたのか生理が止まった状態での来院でした。
驚きの解毒反応
反応が出てから約2週間ほど経過してからの爪の様子。特に右親指の爪には強い反応が出ているこの爪は成長も悪く伸びが悪い、最終的には剥がれて新しい爪に生え変わると予想されます。
彼女のお腹はとても硬く血流の悪さは明らかでした。最初に首や頭にあった痛みや違和感が軽くなり、乾燥肌で悩んでいたそうですが例年よりも状態が良いと喜んでおられました。
婦人科へも通いながらの通院でしたが、15回ほど通われた時点で両足の爪に異変が出て驚きました。爪に打撲などで起きる内出血のような黒い模様が出たのです。
これは解毒反応によるものであると断言できます、癌などを発症している人には免疫力が上がると、体内毒素を体外へ皮膚湿疹などで排出させようとする反応が出ますが、爪の変化もこの解毒反応であると考えれば理解できます。
ガン細胞は毒性が強いので指先のような抹消の血管を傷めてしまう力があると思われます。彼女の左小指の爪は剥がれてしまい、薄く貧弱な爪に生え変わっています。他の爪にしても成長が悪く爪の伸びが良くありません。
検査では発見されない初期の癌
今回のY・Kさんの場合は病院で癌と診断されてはいませんが、病院の検査では見つけられない程の小さなサイズの癌が発生していたと予想されます。例えば仁丹の様なサイズであったとしたらエコーやMRIでは発見できない場合もある筈です。
「人間の身体には誰にでも毎日3,000~5,000個のガン細胞が発生しているが、免疫細胞がそれを駆除して癌の発症を防いでいる」
一度は聞いた事がある話しだとは思いますが、この免疫細胞は血液によって運ばれています。しかしY・Kさんの様に骨格の歪みを原因とした血流障害が日常的に起きていたならどうでしょうか?免疫細胞がガン細胞を発見し駆除する事は出来ません。
しかし、血流が改善されると免疫細胞は今まで見落としていたガン細胞を発見できるので即座に攻撃を開始します。その攻撃は昼夜を問わず24時間体制で続きます。
NK細胞に殺され溶かされたガン細胞は血中に溶け込み、やがて排泄されますが毒性が強いので抹消の血管を傷めてしまい爪に異変が出る・・・と考えれば簡単に理解できると思います。
予防医学を広めよう
今回のような話は病院では通用しません、ガン検診といってもMRIにも読み取れない初期の癌の場合には発見できない事でしょう。しかし泌尿器系や生殖器系の異変は手で押せば硬いので直ぐに解かります。
日本人は触って健康状態をチェックするという習慣がありません、しかしこれは素晴らしい事なのです、異変がある部位は必ず硬さがあり強く押せば痛みも感じます。その痛みこそが血液の不足による酸素欠乏のサインです。
細胞に血液が不足して呼吸困難・栄養不足といった状態が続けば必ずトラブルが起きてしまいます。検査機器に頼らなくても簡単な手当てで健康チェックは出来るものです。
お互いに身体を触り合い、硬い所を見つけたら、どんな方法でも良いのでその部分を柔らかく血液が通りやすい状態にしてやれば良いのです。
病気になってから騒ぐのではなく病気の芽を摘む予防医学を、多くの人に知って頂きたいと思っています。