アトピーと整腸・腸を元気にすればアトピーは治る!
アトピーの人のお腹は硬くて冷たい
アトピーに悩む人に共通している事柄に腸の具合の悪さがあります。これは男女の差や年齢差に関係なくアトピーの原因とも言えるトラブルです。
アトピーを患う人のお腹や背中を触るとハッキリと解りますが、通常の人に比べて大変に硬いお腹や背中をしています。
特にお腹には異常な張り感があり、強く押さえると痛みも感じます。この痛みはその部分の細胞が血液の不足で、酸素欠乏になっているために出る酸欠痛です。
血流が良く柔らかくて温かなお腹であれば、強く押しても痛みを感じる事はありません。
アトピーと腸の関係
私達は毎日の食事から栄養補給をしています。その栄養補給のシステムの中にトラブルが起きてしまう事で発症する病気のひとつにアトピー性皮膚炎があります。
食べたものが口からスタートし胃や腸を経て細かく分解され、栄養素として吸収され不要な物は排泄されるといった一連の作業が、身体のシステムの通りに正常に成されれば問題は起きません。
しかし、そうした消化器系の働きのどこかにエラーが出てしまえば、身体は必ずエラー表示を症状として発します。身体の異常を知らせる信号を私たちに伝えるのが症状です。
アトピーの皮膚湿疹は、消化器系の臓器にトラブルが起きて体内毒素が排泄されない場合に出る、異常を知らせるための信号だと私たちは考えています。
食品が正確に分解されず未消化となれば、必ず腐敗して腸内毒素となってしまいます。その毒素を溜め込むことは危険ですので皮膚が排泄の臓器として働いている状態がアトピーなのですから、ある意味では身体を守る生理作用でありがたい症状でもある訳です。
どうすれば腸が元気になるのか
腸を元気にするために最初に思いつくのが食事でしょう、消化の良い物・食物繊維が豊富な物とか多くの食品があります。それらを紹介している本やサイトも多いので参考にしながら自分に合うものを選んでください。
サプリメントなどの補助食品も数多く紹介されています。私の家でも野菜のスムージーと豆乳を毎朝飲んでいます。
豆乳は甘酒の元と混ぜて加熱した物を飲んでいます。私は元々便通は良かったので効果を感じませんが、妻は確かに便通が良くなると話していました。
最近は休んでいますが、以前に摂っていた物にアロエがあります。アロエベラという大き目なアロエで、葉肉を刺身にして食べていました。昔から別名【医者いらず】で有名です。
見落とされている背骨の歪み
腸を元気にさせる為に知られていないのが、背骨の歪みを正す事です。腸は単独で働いている訳ではなく消化器系の臓器の一員として消化吸収の仕事をしています。
胃の調子や胆嚢・膵臓といった消化液を分泌するための臓器の働きが悪くなっていたのでは腸に掛かる負担は大きく、やがて不健康な状態となってしまいます。
こうした内容はこのサイトで何回も出てきますので、「またその話か・・・」と感じるかも知れませんが、避けては通れない大前提なのです。
背骨に歪みがあり、神経が圧迫され続けている状態であれば脳からの指令は各臓器に正確な情報伝達がされません。何かしらの不調が生じます。
それが最終的に腸の不調といった形で現れる事もあれば、胃の痛みといった症状で現れる場合もあるのです。症状を注意深く感じ取り、何が原因なのかを知る事が大切です。
特に解りやすいのが胃の不調です。肩甲骨の真ん中あたりの背骨に歪みが出ていれば高い確率で胃もたれ感などが出ていますが、背骨を調整すればその場で胃はスッキリとします。
これは胃への神経伝達が悪くなっているために出ていた胃の不調が改善されたことを証明していますが、同時に胆嚢や膵臓といった臓器への神経伝達も正常化されたと考えるべきです。
胃には知覚神経が通っているので不快感が出ますが、膵臓や胆嚢には知覚神経はないので不快を感じる事が無いだけだと考えています。つまり胃が気持ち悪いということは消化器系全体が不調である事の信号であると考えるべきだと思います。