胃腸の不調が不妊につながる!?
女性にも多い生活習慣病
不妊に悩んで来院する方から、脂っこい食事で胃もたれをするようになった、20代の頃に比べて胃もたれや胃の不快感を感じるようになったと話を伺う事が多くあります。
その方たちの共通点として、背中の硬さがあげられます。
背中が硬く血液が悪くなると、脳から消化器系への神経伝達がうまくできず、食事に気をつけていても胃もたれを起こしやすいことも。
文章の最後で紹介していきます。
胃もたれなどの症状は脂質異常症を疑う必要があります。
脂質異常症(高脂血症)とは
糖尿病、高血圧症と並ぶ生活習慣病です。
血液ドロドロやコレステロールが高い、中性脂肪が高いと表現すると聞き馴染みがあるかと思います。
私たちの身体に流れる血液や細胞にも脂質が含まれている事はご存知ですか?
血液中の脂質は全身の細胞膜の構成成分であり、消化吸収を助けたり体内のエネルギーが足りない時にその代わりになるという働きがある一方、増えすぎると内臓脂肪や皮下脂肪になったり、血管の壁に付着して血液の通り道を狭くし動脈硬化を進行させてしまったりします。
血管が狭くなると、、
動脈硬化により心臓に酸素や栄養を運ぶ血液の流れが悪くなると心筋梗塞などを引き起こします。
子宮などの生殖器に酸素や栄養を運ぶ血管の流れが悪くなったらどうでしょうか?
質のいい卵子を育てることも、ふかふかの子宮内膜のベッドを準備するのも難しいでしょう。
さらに、脂質の分解が不十分なことにより卵子にも脂質のコーティングがされ分厚くなり精子が突入できないのではないでしょうか?
振りかけ方より顕微授精の方が成功率が高いのは、ここをクリアしているからだと考えられます。
では脂質の分解を正しくさせるには、どうすればいいでしょうか?
・食事の見直し
ストレスで過食してしまうタイプの方は、まずは食事の見直しを。
加えて海藻・キノコなど脂質の排出を助ける食材を摂りましょう。
・適度な運動
運動不足も脂質異常症の原因と言われています。
運動習慣がない方は続けられるウォーキングなどから始めましょう。
・骨格矯正で歪みをとり、神経伝達を正す
不妊と胃もたれを併発している方の共通点で背中の関節の癒着があげられます。
歪みを正し癒着をはがし、消化器系の神経伝達を正しく働かせる必要があります。
おわりに
骨格矯正や整体と聞くと不妊治療とは関係ないと思う方が多いかと思います。
当治療院で行っているのは骨格を整え筋膜の癒着や硬化をほぐす施術です。
それにより血流を正し全身の細胞に酸素や栄養を送り、元から持つ自然治癒力を高めるという考え方です。
妊娠を望むなら、まずは体質改善から初めませんか?
暖・静岡自然療法
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