【つわり】の対処法
3日間も吐き続けた【つわり】
不妊体質の女性には【つわり】も出やすい
体外受精を5回ほど失敗し、待望の赤ちゃんを自然の力で授かったものの重度の【つわり】に苦しんだ女性の話です。
彼女は以前から胃の調子が悪く、こちらに来る前までは食欲が落ちた事も何回もあった様な消化器系にトラブルの出やすい体質でした。
そうした消化器系に問題があった人には【つわり】も出易い傾向にあります。吐き気は胃の支配神経が穏やかでない時に起きる現象です。背骨に歪みが出れば必ず出ます。
背骨の歪みを正せばその場で解消できる
神経の圧迫による症状は簡単に解消できます。例えば【ギックリ腰】もその一つですが、いくら激しい痛みであってもその場で簡単に解消されてしまいます。
胃の不快感もその場で解消できます。それは神経の圧迫を開放するのですから、指に刺さった棘を抜くのと同じ様なもので、とても簡単な事なのです。
【つわり】を我慢する愚かさ
今回の彼女を観察し改めて感じた事が【我慢する愚かさ】です。病院では「我慢するしか」と言われたそうですが、彼女の我慢はストレスとなって身体に悪い変化を起こしていました。
それは首や背中の筋肉が先週よりも硬くなっていたのでハッキリと判断できました。ここ最近には無かった硬さがあったのです。妊婦にとってストレスは大敵です。
ストレスは交感神経が過剰に支配した状態です。それにより筋肉や血管は縮み、骨格も歪みます。骨盤の歪みによって骨盤内の血管が圧迫され、子宮への血流障害が起きる事で予期せぬトラブルに発展してしまう恐れもある訳です。
妊娠中の体調は日々大きく変化します。ですので骨格にしてもとても歪みやすいと考えた方が良いと考えます。そのため最近では、安定期まで週1回、その後は2週間に1回の通院を勧めています。
新メニュー【つわり専門ケア】
彼女は週に1回の通院をしていましたが、調整を受けた翌日の夕方に吐き気が出たと言っています。これには私も驚きましたが、やはり妊娠中は突然に起きるトラブルもあるのでしょう。
今度の事で【つわり専門ケア】の必要性を感じましたので、急遽【つわり】だけに焦点を当てた簡易的なメニューを新設する事にしました。
こちらに現在通われている女性に限り500円という手軽な料金でクイック調整をしますので困った時には気楽に連絡を入れて下さい。
【つわり】はこうして乗り切ろう!
つわり追跡レポート 3部作
つわりの代表的な症状は、やはり吐き気ではないかと思います。
吐き気とか胸焼けは主に胃・胆嚢・膵臓の調子が良くない時に起きますが、それらの働きを支配する神経は背骨の肩甲骨周辺から出されています。
その辺の歪みを正す事で、吐き気などの嫌な症状は即座に解消することが多いので、是非試してみて下さい。
田中さんは背中の硬さが不妊の原因となっていただけに、つわりも出ていた訳です。そんな時に便利なのは、ご主人による背中のマッサージです。積極的に手当をして下さい。
手当ては何回かやっているうちに上手になって来ます「習うより慣れよ」です。
16週目に入り順調な田中さんです。「この2週間は嘔吐もなくとても楽に過ごせました」との報告を嬉しく聞けました。ほぼ安定期で元気な赤ちゃんが期待できると思います。おめでとうございます。
赤ちゃんを抱っこしての写真が届きました!
2015年6月6日に元気に生まれました。名前はいづみとしたそうです、どちらかと言えばお父さん似かなと思います。おめでとうございました、健やかな成長をお祈りします。