その保湿量ホントに大丈夫?
最近、季節の変わり目ということもあり、花粉や乾燥でアトピーの症状が悪化している新規のお客様が非常に増えています。
初診のカウンセリングでお話を伺うと、乾燥で肌がカサカサになるので、とにかく乾燥させないようにと保湿剤を常に塗っていますというお声を良くお聞きします。
皮膚科などでもそのような指示を受けることが多いのでしょうがないことのようにも思えます。
しかし、それは本当に皮膚にとって良いことなのでしょうか?
女性の方でしたら実感が湧くかと思いますが、朝お化粧をしたら必ず寝る前には落とすはずです。
昼間も夜寝ている間もお化粧をずっとされている方はいないかと思います。
ですが、保湿剤になると一日中とにかく塗っている。
それも欠かさず毎日続けている方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
身体の機能が正常に働いていれば、本来は天然の保湿剤が身体の中から出るようになっています。
しかし、アトピーの方の多くは消化器系の臓器をはじめ臓器の働きが悪くなっていることが原因で乾燥などが身体の機能が正常の人に比べ酷くなっています。
また、外から保湿剤を常に入れ続ければそれに頼るようになり、体内から本来出るはずの保湿成分が出にくくなってしまいます。
お客様の経過を見ていても10代や20代ぐらいのお客様は保湿剤を使用しなくても十分に潤いのあるお肌に戻っていく時間も早いです。
ただし、年齢が上がれば上がるほど、どうしても身体の中から出てくる保湿成分も少なくなって来ますので、自分に合った保湿剤を肌の状態を見ながら足してあげると良いのではないかと思います。
私の場合(40歳)は保湿クリームを外から塗るのではなく、良質なオメガ3の油(アマ二油)を毎日大さじ1杯取るようにしています。
取りはじめて1年ぐらい経ちますが今年の冬は肌に乾燥を感じることが少なく、毎年出ていた指先の赤切れなどもありませんでした。
こちらも人によって合う合わない等がありますし、即効性のあるものでもありませんが興味があればぜひ試してみて頂ければと思います。
私が使用しているものです。
『オリジナル オメガニュートリション低温圧搾 亜麻の実油』
またこちらの記事でもスキンケアについての考え方が体験をもとに書かれていますので是非ご参考にして下さい。
静岡県島田市、浜松市で薬に頼らないアトピー治療を行っています。
整体による骨格矯正とオリジナルの技法で消化器系の働きを正常にする事で、脱ステロイドを目指します。