アトピー改善経過
静岡市Mさん35才のアトピーケアの途中経過の動画です。子供の頃からアトピーがありましたが、特に4ヶ月前頃から症状が悪化して整体でのアトピー改善を目的にこちらへへ来られました。
アトピーの原因やその対処法などについての私の説明に「なるほど」と口癖のように言っているのが印象的で、こちらの説明に対してしっかりと理解できている事が、私にも伝わって来るような感じの男性でした。
アトピーにしても不妊にしても全ての健康トラブルには必ず原因があると考えています。その原因は何処にあるのか?それを探し出すのが私たちの大切な仕事です。私たちは実際に体に触れてトラブルの出ていない人との違いを探して行きます。骨格の歪みであったり、筋肉の異常な強張りであったり、その異変は個々で違いますが、触ったり押さえてみると健康な人とは違う特徴がみえてきます。
彼の場合には右側のお腹に硬さがありました。硬いという事はその部分の血管が圧迫されている事を意味しています。血流が悪いために当然ですが体に冷えもありました。その硬さを解消させるための自己療法なども指導してのアトピーケアがスタートする訳です。
自己療法の大切さ
彼の話の中で「シャワーをやめ湯船に長く浸かり内臓を含め身体全体を温めた」
とありますが、これはとても理に適った生活習慣であろうと感じます。健康な人の身体は暖かく不健康な人には冷えが出ています。動物の体温は血流による摩擦熱である。とした発表もされています。温める事で血流を良くさせる。臓器の働きを良くさせる・・・といった彼の考えは素晴らしい事の様に思います。
次に無理なくウオーキングを続けている。とも話してくれました。やはり人間は動物です【動く】【物】ですので適度の運動は健康的に生きる為には不可欠であると感じます。こうした素朴な考え方からの身体を良くする為の努力が今まで苦しんでいたアトピー体質からの脱却に繋がるのではないでしょうか?
「以前からそれほど甘いものを食べる方ではなかったが、ストレスを感じない範囲で砂糖をなるべく摂らない様に気を付けた。」とも話しています。今ではほぼ常識となっている【アトピーには甘いものは避ける】といった事を素直に実行されている事に価値がある様にも感じました。
最後に「背中の筋肉をストレッチポールを使いほぐした」との彼の証言に対して考えてみます。これもとても大切な事で、背中の筋肉が硬くなり関節に癒着があると消化器系の働きが悪くなってしまう。といった整体の業界では常識となっている体質の悪さを、自分で解消しようとする行動でした。体質改善を人任せにしていたのでは良い結果が出難いものです。アトピーで悩まれている人には是非とも参考にして頂きたいMさんの証言でした。