アトピーの痒みを止める方法
首をほぐして痒みを止める⁈
イラストはウキペディアから引用させて頂きました
アトピーのケアで私が現在取り組んでいる事に、頸椎1番の部分をほぐして血流を良くしてみようとする試みです。
自分で左側イラストの〇印の部分を押してみれば解りますが、強く押さえると他には無い痛みが出ます。その痛みがその部分の血流障害による酸欠痛なのです。
右側イラストの頸椎動脈の最上部を見て下さい、ヘアピンカーブをしながら頭蓋骨の方へ進んでいます。このカーブこそがこの部分への血流を悪くしてしまう要因だと私は考えています。
水道管も曲がっている部分は流れが悪くなり詰り易いですが、血管も同じで曲がっている部位の血管は他に比べて詰まり易いことを覚えておいて下さい。
最近はPCやスマホの普及により目を酷使して、首を硬くしてしまう事が多いのも事実です。
眼は血液をふんだんに使って物を見ていますので、首の筋肉を栄養するための血液まで消費してしまい首の筋肉を硬くさせてしまいます。
なぜ首と痒みが関係するのか?
頸椎動脈は頭部にある各パーツへ栄養補給をしていますが、アトピーに関係するのが右側イラストにある脳下垂体です。
この下垂体への血流が悪くなっていたのでは、炎症を鎮める副腎皮質ホルモンの分泌が悪くなり、痒みが止まらないといった状態となってしまいます。
ステロイド軟膏でアトピーの痒みが治まる事は周知の事実ですが、化学薬品に頼らなくても安全無害なステロイドホルモンを身体の中から作れる仕組みが人間には備わっているのです。
その天然のステロイドを手技による血流改善で効率よく分泌させようとの試みです。
副腎皮質ホルモンとは
では副腎皮質ホルモンはどの様にして分泌されるのかを考えてみましょう。右側イラストに示された副腎から出されるのですが、それを支配するのが脳下垂体なのです。
つまり副腎は単独で働いているのではなく、脳下垂体からの副腎刺激ホルモンによって刺激され初めて仕事をする事ができるのです。
ここまで来てやっと首と痒みの関係が何となく理解できるのではないかと感じますが如何でしょうか?
首が硬く脳下垂体への血流が悪くなっていたのでは下垂体は副腎刺激ホルモンを正常に分泌させる事が出来ません。細胞レベルから元気を失っているからです。
今までとは楽なケアを目指す
アトピー改善のためのケアは、ある意味では過酷なものでした。血流を改善させ免疫力を高めて体内毒素の排泄を促すための手当をして来ましたが、脱ステロイドのリバウンドも激しく出てしまい挫折してしまう人もいました。
しかし今回手掛けている方法は、そうした問題を軽減できるのではないかと期待しています。解毒の生理作用は従来通りにさせて、炎症だけ鎮めるのですから楽なケアが可能です。