ステロイドと不妊の関係
ステロイドの長期使用は不妊体質になり易い
ステロイドを長期使用すると身体が冷える・・・そんな話を聞いた事はありませんか?ステロイド薬は主に炎症を抑えるために使われることが多く、その即効性は正に魔法の薬です。
炎症には多くの種類がありますが、元々は身体を正常な状態にするための反応や、自然免疫による外敵との戦いによって出る反応で、痛み・腫れ・発熱などの症状を表します。
誰しも痛みや腫れは辛いものですから、それらが消えてしまうステロイドの即効性は素晴らしいものである事は間違いありません。
しかし、それを永く使い続ける事により低体温の体質になる事が最近では常識となっています。低体温と不妊が大きく関係している事も、先人の知恵として知られています。
ステロイドは全身の血管を縮め硬く細くしてしまう作用があります。その作用によって炎症は即座に消えてしまいますが、同時に血流の悪化も起こしてしまいます。
例えばアトピーの炎症をステロイドの作用で免疫を押さえ込み、痒みの元であるヒスタミンの排出を止めると肌はキレイになってしまいます。
その仕組みを簡単に説明します。アトピーは体内毒素を排尿・排便などの排泄の機能が正常に働かないために起きる皮膚湿疹ですが、毛細血管を縮めて浸透性を悪くさせればヒスタミンは外には出られませんので皮膚湿疹はすぐに治まります。
毛細血管には細胞へ栄養や酸素を届けるためにガーゼの網目のような隙間がありますが、その網目を縮めてしまうのがステロイド軟膏の作用です。つまりヒスタミンを閉じ込める事で皮膚湿疹を抑え込んで効果を出している訳です。アトピーが完治した訳ではありません。
ステロイドを使い続けた、重度のアトピーに悩む人の身体を触るとよく解かりますが、一人の例外も無く背中や手足は冷え冷えとしています。
これはステロイドの長期間の使用で毛細血管が縮み、血液の流れが悪い体質になっている事の証明です。当然の事ですが、そうした体質の人は子宮や卵巣も冷えていると考えなくてはなりません。
あなたはステロイドと不妊の関係を知りたいと思いこのサイトへ来られました。ステロイドに関する知識も大切ですが、不妊についての情報も必要ではないでしょうか?
このサイトでは今まで軽視されていた血流にスポットを当て、不妊について解かりやすく解説しています。今までのモヤモヤが消えてしまうかもしれません!是非お読み下さい。