家庭での不妊体質チェック
ご主人にお腹を押さえて貰ってください
私の所に来られた人に必ずしている事がお腹の硬さのチェックです。仰向けに寝た状態で左右の下腹部をやや強めに押せば、その場で不妊体質かどうかが判断できます。
人によっては強い痛みを訴える場合もありますが、この硬さや痛みが不妊に大きく関わっている事は、このサイトで何回も説明しているので、またその話かと感じるかもしれません。
しかし、この単純な異変こそが不妊の原因を作っている事を説明すると皆さん理解してくれます。生理不順・生理痛といった異常がある人は例外なくお腹に硬さがあるのです。
あなたが不妊で悩んでいるとしたら、旦那さんにお腹を強めに押さえて貰ってください。必ず硬さや痛みを感じると確信しています。
単純だけど高度な検査
病院の検査で思い浮かべるのが血液検査です。多くのチェック項目にその日の血液検査での数値が記入された検査票を出され、数値の世界に巻き込まれます。
「この数値が高い(低い)からこうだ」と説明され不安を煽られます。そこで多くの場合、薬が処方され数値の上げ下げこそが治療であると思い込まされてしまいます。
ここで冷静に考えてみてください。数値の異常はなぜ出てしまうのでしょうか?あなたの身体に異変があるからです。薬で数値を整えたところで身体の異変が治る訳ではありません。
数字はあくまでも数字でしかありません。あなたのお腹が暖かく柔らかであったとしたら数値も正常であると断言できます。
病院の検査機器にお腹の硬さを調べる機械は存在しません。血流の良し悪しを語ることは今の医学ではタブーとされているのでしょうか?
そもそも人間は細胞の集合体です。新鮮な血液が常に安定して身体の隅々まで届いていれば不妊に悩むことも病気になることもありえないのです。
その安定した血流が硬いお腹で可能でしょうか?硬いという事は血管は常に圧迫され続けています。押さえて痛みを感じるのは、その部分の細胞が血液の不足で苦しがっているからです。
自然療法の極意は血流の改善です、その第一歩がお腹の硬さのチェックです。あなたも数値に振り回されるのではなく、家庭で出来る単純ですが高度な健康チェックをしてみて下さい。
知られていないシンプルな異常
昔は今のように医療が進歩していなかったために、家庭での手当て的な健康法を母親が身に付け、例えば子供が熱を出せば氷枕で頭を冷やしたり、下痢を起こせばお腹を暖めたりさすったりとした簡単な手当てをしてくれたものでした。
しかし現代では何かあると直ぐに病院へ駆け込み、自分の子供の身体でも触ることが少なくなっている様に思います。つまり健康面では病院の先生にまる投げ状態となっています。
こうした時代の背景から自分のお腹の硬さに気付かず、不妊治療を受けている女性の多さには驚いてしまいます。もっと簡単なところに不妊の原因がある事を知って頂きたいと感じます。