骨盤はどうして歪むのか? 骨盤が歪むメカニズム
骨盤はストレスで歪む
ストレス時には戦闘モードの過剰な交感神経支配となる
交感神経には身体を緊張させる作用がある!
ストレスによる緊張作用が腸を繋ぎ止めている腸間膜根を縮める事で骨盤が歪む。
腸は管だけでなく写真の様な腸間膜という薄い膜によって繋ぎ止めらていている。腸に限らず全ての臓器は最終的には骨格につながり定位置に納まっている。
だから人が立っても臓器が落ちてくることは無い。
図の様に腸間膜はワカメの根っこの様な厚さ1cm程もある腸間膜根によって骨盤に繋ぎ止められている。
この腸間膜根が縮む事で骨盤は上前方変異つまり上に前に捩れるように歪む。
骨盤の歪みにより背骨の土台が傾き、骨格は歪んでしまう。それにより神経伝達と血流は悪化する。
骨盤の歪みは体調不良の根源!
特に骨盤内の血管は骨盤の歪みによる影響が強く出る。
婦人科や泌尿器系にトラブルがある場合には、手によって腹部を押さえると強い痛みが出る。
この痛みはその部分の細胞が血流の悪化により酸素欠乏の炎症が起きているから感じる酸欠痛である。
酸欠痛は正座を続けると足が痛くなるのと全く同じで、細胞が苦しんでいる状態。