三叉(顔面)神経痛の改善
10年ほど前から三叉神経痛で悩んでいましたが、ネット経由でこちらを知り、遠方なので2泊3日の宿泊で集中調整をする事になりました。
左頬の強い痛みで長い間ずいぶんと苦しんだと話しておられました、特に印象的だったのが「強い痛みのある時はお風呂に入りながら食事をしていた」との話しでした。
これは風呂で暖まり血流が良くなると、痛みが軽減され食事が出来る程度まで改善されることの証明です。彼女がこちらのHpを見て琴線に触れたのが血流改善というテーマが自分の気持ちと一致して「行ってみよう」という発想になったのではないかと想像しています。
三叉神経痛の原因は鎖骨と頸椎の歪み
当院では初回に必ず鎖骨の状態を調べます。写真を見れば解りますが術前の状態は歪みがある為に腕は上がらず、強い痛みで顔が歪んでいますが、術後には腕もスムースに上がり痛みも消えているので穏やかな顔となっています。
首の骨の矯正には即効性が期待できる
顔面神経痛で苦しんでいる人の首の骨を指でなぞると歪みをハッキリと確認できます。その歪みを指で矯正してやればその場で神経痛は軽減されます。しかしこの頸椎調整は熟練の技術がないと危険です、間違っても未熟な整体師に首を触らせないようにして下さい。
左のイラストを見て下さい、首の骨の横突起のトンネルを通るように脛骨動脈が頭部へ伸びていますが、首の骨に歪みが出ることで血管が強く圧迫されてしまう事がこのイラストでもハッキリと判る筈です。
この脛骨動脈は右のイラストで示されている、鎖骨と肋骨の隙間を通って腕に向かう鎖骨下動脈より枝分かれしている血管です。
低音難聴も鎖骨の歪みが原因です
彼女は左の頬や顎の周辺に痛みがありました。それと同じ左耳も聞こえにくい状態となっていました。この難聴も血流障害による鼓膜の硬さに原因があるのです。
音を聞くというシステムは音波(音による空気振動)が鼓膜を振動させることで聴覚神経が音を感知するのですが、鼓膜が硬くなると音波で鼓膜が震えなくなり難聴というトラブルが起きます。
特に人の声の様な低音域の音波は緩やかなので鼓膜が反応しにくくなります。
逆に金属音のようなキンキンした音の音波は振幅が激しいので、鼓膜が震えて聞く事ができるのです。
俗に云う【耳が遠い】というのは人の声が聞きにくい【低音難聴】ですので首の筋肉を柔らかくして耳への血流を改善する事で解消できますので、高額な補聴器を買わなくても良いとも言えます。