アトピー性皮膚炎の方が掻くと皮膚がすぐに壊れてしまうのは何故か?
アトピー性皮膚炎の方が掻くと皮膚がすぐに壊れてしまうのは何故か?
どうして皮膚がすぐ壊れるの? どうして中々掻き傷が修復しないの?
アトピーの症状で悩む方は皆、掻くと皮膚がすぐに壊れて浸出液が出てきます。そして壊れた皮膚が中々修復しない。かくいう私もそうでした。一体それはなぜなのでしょうか?
結論から申し上げますと「過酸化脂質」と呼ばれる毒物の仕業なのです。
この毒物が発生する原因は様々ですが、このコラムでは私が考える重要な原因を2つ簡単にまとめてみました。
『原因その① ステロイド外用剤の使用』
過酸化脂質が発生する条件として挙げられるひとつがステロイド外用剤の使用です。
実はこのステロイド外用剤を塗ると皮膚にコレステロールへと変性された状態で沈殿します。そして酸化すると酸化コレステロールになり、これが「過酸化脂質」に該当します。
この「過酸化脂質」という毒物は、なんと血管の中膜へ潜り込み、内膜を溶かしてしまうのです。
もちろん身体はこの毒物を排出しようとしますから激しい痒みがあなたを襲います。そして掻くとすぐに皮膚が壊れ、皮膚が中々修復しないといった症状に繋がってしまう訳です。
言ってしまえばステロイド外用剤を皮膚に塗れば塗る程アトピー性皮膚炎が難治化してしまうのです。
『原因その② 胆のうの機能低下』
次に原因として挙げられるのが胆のうの働きの低下です。
胆のうの働きが悪くなると脂質の分解をする胆汁が分泌されなくなってしまいます。分解されなかった脂質は体内の酸素と化合して過酸化脂質になってしまうのです。
油っぽい食事をした後に激しい痒みに襲われた経験はありませんか?
私はあります。(笑)
なのでもちろん油っぽい食事を控えることが重要なのですが、たまには食べたくなりますよね。
そんな時のために身体に本来備わっている解毒力を復活させておく必要があるのです。
「暖・静岡自然療法」では薬を一切使用せず、整体によるアプローチで身体に備わっている自然治癒力を呼び覚まします。
あなたのお悩みの症状を治すのは、あなた自身の身体なのです。