無月経の原因は首の歪みによる、脳下垂体への血流障害だった
3回の通院で13年ぶりに薬を使わずに生理が来た
生理が中学2年の頃から急に止まり、それ以来薬を飲めば生理が来るといった女性から3回の通院で「13年ぶりに生理が来た」との報告がありました。しかしそれ以降はまた生理が来なくなり、「昨日8か月ぶりにまた生理が来た」と報告してくれた女性を例に無月経について考えてみます。
彼女の問題点として脳下垂体の機能不全が生理が止まった原因だと考えています。何故なら薬を飲めば生理が来るという事と、右側の首に大きな歪みがあったからです。
卵胞刺激ホルモンは脳下垂体から分泌されますが、その下垂体への血流は当然ながら首を経由して送られています。その血液の通り道に歪みがあるので慢性的な血流不足があった訳です。
自然療法の基本中の基本ですが、上の写真の様にやや強めに20秒間ほど指で目を押さえてから物を見て下さい。必ずボヤケて見え難い筈です。これはたった20秒という短い時間でも血液が届き難い状態が続けば、目の機能は細胞レベルから低下する事を証明できる実験です。
彼女の首の歪みは何年も続いていたのです。当然ですが血液の流れは慢性的に悪くなっていたのですから、首の先にある脳下垂体が元気でいれる筈もありません。下垂体からのホルモンが分泌されないのであれば卵巣は働こうとはしないので卵子を成長させる仕事はしなくなり、子宮の内膜を厚くさせるホルモンの分泌もしなくなります。
足裏マッサージをすると親指の腹に異常な痛みを感じた
私は以前から自己療法として足裏マッサージを取り入れていますが、彼女にも例外なく自宅でやってもらう様に指導しました。そうしたら「両足の親指の腹が他の場所とは違い、異常なほどの痛みを感じた」と話してくれました。
私は足裏の反射区については詳しく知りませんので、ネットで調べたところ図で示すように親指の腹は脳下垂体の反射区である事を多くのサイトで示していました。
これには私も彼女も驚いてしまいました。私は首の歪みを原因とした血流の悪さによって脳下垂体の機能不全を彼女に伝えてきましたが、足裏反射区でも同じ個所への問題を指摘していたのです。
科学では証明できない身体の不思議
この様な出来事を実際に体験してしまうと、医学的根拠とはいったい何なのか・・・?と感じてしまいます。現在はMRI画像検査であるとか、血液の成分検査の数値だけが取り沙汰されてこうした伝統的な学問は信憑性に欠ける!とされていますが、そんな簡単に切り捨ててしまって良い物なのでしょうか?
経絡やツボといった2,000年以上の歴史ある学問にはそれなりの価値があるものと強く感じています。
しかし現実はそうした事への研究はされません。現代医学の科学力をもってすれば軽々と解明できるものと思いますが、残念ながら研究されません。