難病・クローン病の改善
普通の食事が出来る、までに改善された
エレンタールを休むも、検査結果が良好です
クローン病は潰瘍性大腸炎と同じ様な病気で、主に小腸に潰瘍ができたり腸管自体が細くなったりとした病気で原因不明の特定疾患とされている難病です。
私達はそうした原因不明と定義された病気にも必ず原因があると考えています。原因のない病気などというものが存在するのでしょうか?あり得ない話だと感じます。
自然療法としての病気の見方は、西洋医学とは少し違っていて、とにかく身体を触って感じ取っていくといった特徴があります。
触れたり押したりしての感触で、硬さの変化や体温の変化を調べて体調不良の原因を探し出す訳ですが、慣れてくると微妙な変化が手に取るように見えて来ます。
人間は多少の個人差はあるものの、同じ構造をしているので触り比べているとその人の悪い所とか、他の人との違いが何となく解かって来ます。その違いを解剖学に照らすと病気の原因が見えて来るのです。
クローン病の原因は背中の硬さに関係していると考えています。今までご縁のあった消化器系のトラブルを抱えている人は例外なく背中が異常に硬かったからです。
その硬さの異常を解剖学に沿ってクローン病の原因を自然療法の視点から考えてみましょう。
消化器系の各臓器も脳から指令されるままに働いていますが、その指令を伝える神経が骨格の歪みにより常に圧迫されていたとすればどうなるでしょうか?
当然ながら臓器のコントロールが正常にされなくなります。最初に食べ物を口に入れると舌が働きます、舌は脳にどういった物が口に入ったのかを知らせます、甘い物か辛い物かであるとか、その温度や脂質についても脳へ伝えます。
何気ない毎日の食事のその時々で脳は消化・吸収に対してのプログラムを立てているのだと思います。
例えばあっさりとした食事とギラギラとした脂っぽい食事では、最適な消化液・消化酵素の分泌量も変化させているはずです。
しかも脳はその時その時の舌からの情報を元とした指令を消化器系の各臓器へ瞬時に出しているのだと考えます。まるで統制のとれたスポーツチームのサインプレーように。
その指令(サイン)が背骨の歪みにより日常的に乱れ、消化液・消化酵素が脳から出されている指令の通りに出されなかったらどうなるでしょうか?
内臓はお互いに助け合いながら命の営みのために働いています。チームワークが乱れた身体ではいつしか健康を損ねてしまう事は理解できる事でしょう。
この様に人間の身体をパーツごとに考えるのではなく、全体をとおして見れば問題が見えて来ます、骨格の歪みや血流障害を視野に入れて考える事で今まで見えなかった物が見えて来るのです。
原因不明の難病であるクローン病も、小腸だけが勝手に悪くなった訳ではない・・・といった自然療法的な考え方を理解して頂きたいと思いますが、いかがでしょうか?