不妊と子宮頸ガンの悩みが解決できた
子宮頸ガンの不安解消と冷え性・不妊も解決できた
T市 NHさんの症例です
術前と術後では骨盤の位置が違うのが確認できます。この人の場合には右が2.5㎝ほど狂っていましたが、この歪みが健康を害す原因を作ってしまいます。
NHさんは結婚して3年が経過しても子宝には恵まれなかったので、産婦人科を受診したのですが、不妊よりも心配な子宮頸ガンの疑いがあるとの事で、細胞検査をすることになったそうです。
母親からの紹介によって当院に来られました。最初に会った時に驚いたのは彼女の膝下20㎝から足首にかけて、冷たい水にでも長時間入っていたかのように肌が赤く変色していた事でした。
珍しい状態ではありますが、身体の冷えが強いことが判断できました。お腹を押してみても硬さもあり、強く押すと激しい痛みを訴えました。下腹部から足先にかけての血流が悪い証拠です。この様な状態では妊娠の確率は下がり、婦人病になる確率は上がってしまいます。
彼女の下腹部の硬さは10段階で7程度でしたが(これは私の勝手な判断です)やはりお腹を緩める必要があります。テニスボールとボムバンドを利用した自己療法を含めての手当てとなりました。
週に2回の来所を3ヶ月ほど続けましたが、最初に変化したのが婦人科系の問題でした、今まであった生理痛が5~6回の来所で消えてしまったとのことでした、こうした例は多くありますが、やはり痛みがなくなる事には皆さん敏感に身体の変化を感じ取れるようです。
特に子宮は代謝が盛んな臓器であり、細胞の生まれ変わりが早いので生理痛などは血流の改善で早く結果がでるものと考えられます。
次に変化がみえたのが足の冷えでした、膝下の肌の変色と共に少しずつ改善されて行きました。面白いもので身体が変化していく過程を見ると、個人差はあるものの最初は緩やかな変化で、よほど注意深く観察しないと解かりませんが、ある時期を越えると急速な変化が見られます。
彼女の場合もそうでした、膝下の肌色が変化し始めてからは一気にお腹も緩んで来たし、背中や腰周りの筋肉にも柔軟性が出てきました。こうなれば大丈夫です、それから間もなく彼女から妊娠できたとの報告がありました。
その連絡を境に彼女は来なくなりましたが、母親から「子宮頸ガンの細胞検査も異常なしとの結果も出たそうです」とした話しを聞く事が出来ました。彼女は合計26回の通院で体質改善に成功したことになります。