2回の通院で妊娠できた
妊娠するも流産で不安になっていた
28歳で結婚して約1年半ほど経過しての女性の話しです。
彼女は流産の経験があり、少々の不安を抱えていた。というよくあるタイプの女性です。
最初に来られた時に必ずチェックするのが、お腹の硬さです。
下腹部をかなり強めに指で押さえる検査ですが、その硬さには個人差があり、悪い場合には強い痛みを伴います。
そのお腹の硬さですが、全員が右のお腹の方が左に比べ硬くなっていて痛みもやはり右の方が痛みが強い。とした共通点があります。
なぜ右の方が痛いのか?
これには明確な理由があります。骨盤の歪みは腸を繋ぎ止めている腸間膜根というワカメの根っこの様な組織がストレスによって縮み、上前方変異といって、あたかもタオルを絞る様な形に歪みが出ます。
つまり右前方に右の腸骨が移動するのですから、骨盤内にある太い血管は常に圧迫され続ける事になります。
血管が常に圧迫されるのですから、骨盤内の血流は悪化し筋肉や子宮・卵巣といった生殖器官にも悪い影響が出る訳です。筋肉細胞に血液の不足による酸素欠乏の炎症が起きるのですから、強めに押さえると痛みを感じるのです。左のお腹は腸骨の圧迫が右に比べて少ないので硬さも痛みも右に比べて軽度となる事で左右のお腹にハッキリとした差が出るのです。
結果には個人朝がある
誰しもが彼女の様に早期に結果を求めるのですが、そこが難しい事で人それぞれでの個人差が出る事は仕方のない事です。
仮に健康的に見えるアスリートにしても、骨盤内の血流が良いとは限りません。また悪い事に血流障害があったとしても、日常生活に支障をきたす様な痛みなどの症状が出ない。といった厄介な仕組みになっています。ですがそうした人であっても、お腹を強めに押さえる、とした簡単な検査で、その異常は即座に発見できます。
早く結果を求めるので
あれば自己療法が大切です
こちらでの不妊治療にしても魔法ではないので、やはり受ける側の努力が大切です。毎日こちらへ通えるのであれば必要ありませんが、そんなことは出来ません。週に1回の通院を続けるとして、残りの6日間の過ごし方が重要です。毎日コツコツと血流を改善する為の自己療法を続ける事しか方法はないものと感じています。
その為にも、こちらでは自宅でのケア方法を教える事を重要視しています。不妊で悩んでいる女性はメンタル面での問題を抱えている場合が多いのも特徴だと感じています。焦りは禁物、気持ちを楽にして妊活に励んで頂きたいと思います。
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こちらでは今迄の整体の概念とは違った角度からの健康サポートをしています。