多くの症状が消えると共に自然妊娠出来ました
二人目不妊の解消 静岡市Oさん35才
二人目不妊で悩んでいる女性に共通する身体の不調についてお話します。
一人目はスムースに妊娠できても二人目の妊活が上手く出来ない女性には明らかな身体の変化があります。
●疲労感が出る●不眠●肌トラブル●胃もたれ感など個人差はあるものの多くの
不定愁訴で悩んでいる場合が多いので、心当たりがある方は読んでください。
ホルモン剤の投与に不信感を持ち体質改善を求めた
彼女は最初から病院との併用でこちらに来られた女性です。排卵でき難い体質になっていたために、医師からホルモン剤の投与をすると言われ、何とか自力で排卵できるよう体質改善をしたいと思ったそうです。そうしたある日に静岡市内にあるT病院の豪華な待合室でこちらのHpを見つけ整体を受けに来た女性です。
出産後の体調不良について
動画での彼女の証言にある通り、一人目を妊娠する前には無かった●疲労感
●眠りが悪くなった●乾燥肌などの肌トラブル●胃もたれ感
などの病気ではないものの、何となく嫌な体調不良が出るのには明確な原因があります。それは骨格の歪みにによって起きる事を知って下さい。
なぜ出産後に今まで無かった体調不良が起きるのか?骨格の歪みとは?
ご存知のとおり出産時には骨盤が開きます。つまり出産後には骨盤がブカブカの状態となっている訳ですが、それは骨盤の骨を繋ぎ止めている靭帯が伸びている状態です。その伸びた靭帯が少しずつ元に戻り正常な位置に納まれば問題ありませんが、歪んだ形に戻り固定されてしまうといった事も多々あります。骨盤は背骨の土台ですので、歪めば背骨も歪み多くの問題を引き起こすのです。
●疲れやすくなった原因は?
これは骨格の歪みによる甲状腺の機能低下が原因であると考えられます。骨盤が歪み、左肩を下にして寝る習慣がついてしまい、左側の鎖骨が歪む事で起きます。鎖骨が歪めば鎖骨の下を通る鎖骨下動脈が常に圧迫され甲状腺への血流が阻害され甲状腺は細胞レベルから機能低下を起こします。甲状腺は糖代謝ホルモンを分泌するためのパーツですので、働きが悪くなれば疲れを感じやすくなってしまいます。そうした人は以前より甘いものを欲するようになるという特徴があります。糖代謝ホルモンが不足すると、血中に十分なブドウ糖があるのにも関わらず、それをエネルギーに代謝できないので脳は糖の不足であると錯覚して甘い物を食べろと命令を出すので、無性に甘い物を食べたくなるのだと考えられます。
動画での証言の通り鎖骨の歪みを正し、甲状腺へ新鮮な血液を与えてやれば早期に解消できる問題です。
●不眠、眠りが浅くなる原因とは?
これも出産後の骨盤の歪みで、背骨の土台が傾く事で起きる現象です。土台が傾く事で鎖骨も首の骨も歪みます。鎖骨が歪めば首を支える筋肉への血流が悪くなり首コリが起きます。首コリや首の骨の関節が歪む事により日常的に脳への血流も悪くなるので、脳は血液の不足を感じ取り血圧を上げて脳へ(自分の所へ)血液を送る為に交感神経を刺激する脳内ホルモンを分泌する事で、お休みモードから働きモードに変化してしまい眠りが悪くなるのです。そうした不眠のメカニズムについては不眠・うつ病の専門ページで詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
●乾燥肌などの肌トラブルの原因とは?
肌トラブルの原因はズバリ消化器系の不具合です。脳は食事をすればその時々に食べた物に適した消化液を膵臓や胆嚢などの臓器に出させるための指令を出します。しかし骨格の歪みによる神経伝達が阻害されると、消化器系の臓器はその命令通りに働くことが出来ません。それによって脳が出した絶妙な消化活動が出来なくなるのです。例えば食べた物が未消化となればニキビが出たり、乾燥を防ぐ潤い成分が作られなくなり乾燥肌になったりとした肌トラブルが起きる訳です。
そうした問題も動画での証言の通り、骨格の歪みを正して神経伝達を正常化させることで自然に解消できるのです。
●胃もたれ感の原因とは
乾燥肌の原因と同じですが、消化器系のトラブルを知らせる為に出るのが胃の不快感です。消化器系とは口から始まり肛門で終わる一連の臓器ですが、主に膵臓や胆嚢といった消化液を分泌する臓器には知覚神経がないので、不調を知らせる事が出来ません。ですので胃がそれらの不調も知らせる役目を果たしています。
胃が重い・胃がもたれるといった不調を感じた時に、薬で誤魔化すのではなく背骨の歪みを確認すべきですが、残念ながらそうした習慣がありません。
昔のお医者さんは背中を手でポンポンと叩く事をやっていましたが、あれは消化器系の働きを調べていたのです。指で背中を軽く叩く事で、背中の筋肉の硬さを調べ神経伝達の良し悪しを指の感覚で判断しておられた訳です。
ビデオの証言にありますが、胃の不快感が無くなった頃に、体外受精ではあったものの妊娠できる体質に改善されたものと考えられます。
鍼治療を勧められたが・・・鍼か整体か?
彼女は通っていた不妊専門病院の医師から鍼治療も勧められたそうです。ここで鍼治療と整体治療の違いについて考えてみます。鍼治療はツボに針を刺し経絡を流れる気を整えるといった歴史ある治療法で、実績もあると言われています。しかし骨格の歪みによる血管の圧迫を解消するといった効果について考えた場合には疑問符が付きます。
このサイトで何度も紹介している【アイプッシュ・テスト】でも実感できますが血流の悪化は細胞レベルから各パーツの働きを悪くさせます。その血流障害を起こす血管の圧迫をダイレクトに解消できる方法が、骨格の歪みを解消させるための整体療法です。
アメリカではカイロプラクティックという名目で認知されていますが、日本では整体療法は残念ながら国家試験も国家資格も存在しません。国家資格が有る無しで優劣を判断するのは無意味であると考えています。先日も「鍼にも通っているのですが・・・」という女性も来られましたが、「身体の変化は?」とした私の問いに「こちらの方が大きいので鍼は止めます」とした答えが返ってきました。
鍼にしても整体にしても治療家の技術には大きな格差があります。それを全て同じと考えるのも無意味ですので、体験するしか本物は見つけられません。いずれにしても選択はあくまでもその人の感性ですのでお任せします。
身体の変化・わたしの妊活ヒストリー
当院では不妊で来られる女性に限り、上図の様な身体の変化を記録する用紙を準備してこちらに来られた時の体調を記録して頂いております。
首・腰・背中の関節の動きを5段階で採点し、その日の体調なども自己申告で記載して貰っています。彼女の場合は背骨の関節の動きが良くなって来た頃に病院での体外受精に踏み切った事になり良い結果が出せました。