ステロイドを辞める覚悟!薬効切れを乗り越えて。愛知県 19歳 Mさん
施術回数 66回 19歳 Mさん
赤ちゃんの頃からアトピーに悩まされてきたMさん。
1歳の頃から薬を使い続けていましたが、大学に入った頃には薬が効かなくなり、様々な情報を調べた末に島田本院へ足を運ばれたとのことでした。
初診時、島田本院で山本先生からアトピーの原因や今後の対応策について詳しい説明を受け、その的確で丁寧な内容に深く納得されたことで、通院を決意されました。しかし、愛知県から島田本院への毎週の通院は難しいため、山本先生がMさんの状況を考慮し、少しでも通いやすい浜松支部を勧めてくださいました。こうしてMさんは浜松で治療を受けることとなりました。
また、Mさんは重度のアトピーであったため、薬効切れや好転反応による激しい症状の変化に見舞われ、「この先どうなってしまうのか?」という強い不安がありました。そんなMさんの状況を踏まえ山本先生の配慮により、月に1回は島田本院でも経過観察を受けることが可能となりました。山本先生が直接経過を確認し、適切なアドバイスをくださることで、Mさんはより安心して治療に専念できるようになりました。
長年のステロイド使用が体に与える影響や、病院ではなかなか教えてもらえない経験談がここには詰まっています。
アトピーを根本から治したいと考えている方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ステロイドが効かなくなった
彼女は1歳の頃からアトピーを発症し、19歳になるまで薬を使い続けてきたそうです。
使用していた薬は主に「ステロイド軟膏」と「抗アレルギー剤の飲み薬」
ステロイドの強さは年々強くなり、大学に入った頃には最も強い分類であるストロンゲストでも効果が感じられなくなりました。その後、デュピクセント注射も試みたものの、期待した効果は得られなかったそうです。
(来院時の写真)
ステロイドの薬効切れと施術の改善反応
根本的にアトピーを治していくために薬を抜いていくことを決意した彼女。しかし治療を始めるとすぐに、薬効切れと施術による改善反応が重なり、症状が急激に悪化してしまいました。
皮膚は炎症でただれ、まるで火傷のような状態になり、全身から滲出液が出るように。夜は痒みと炎症による火照りがひどく、一睡もできない日々が続きました。
そのような状態では大学にも通えず、やむを得ず休学して治療に専念することを選びました。彼女は隣の県に住んでいたため、片道1時間半ほどかかる距離を、お母さんと一緒に週2回のペースで通院し、少しでも早く回復することを目指しました。
(薬効切れと改善反応)
身体から出る天然のステロイド(炎症を抑えるホルモン)が出ない?
長年ステロイドを使用してきた方の特徴として症状が悪化する期間が長く続くという特徴があります。
なぜなら、本来身体の中から炎症や痒みを抑えるためのホルモンが出るのですが、ステロイド軟膏を塗り続けることで身体はそれに頼るようになり、身体の中から出にくくなってしまいます。
例えるなら、何も働かなくてもお金がジャブジャブ入ってきたら働かなくても良いのでは?と思ってしまうように、身体の中も同じで、外からステロイドが入り続ければ中から出さなくても良いのでは?と思ってしまうのです。
彼女の身体もそのようになっており、なかなか改善が見られず半年程辛い状態が続きました。
ステロイドを長期間使うことで冷え体質になる
もう1つの特徴として、ステロイドを長期間使い続けることで冷え体質になってしまいます。
ステロイドは塗り続けることで毛細血管の網目を細く狭くしていきます。
すると血液の流れが悪くなり身体が冷え体質になっていきます。
彼女も夏の時期にエアコンをかけていなくても『寒い』と言っていました。
これは重度のアトピーの方によくある症状です。
周りがエアコンをかけていても「暑い暑い」と言っている中、自分だけが寒いようでしたらそれは血流が悪くなっていると思って下さい。
身体が変わってくると心も前向きになる
治療を始めてから半年ほど経った頃、ようやく症状が徐々に良化してきました。
症状が改善されるにつれ、夜もぐっすり眠れるようになり、彼女の心も前向きに変化していきました。その結果、セルフケアやウォーキングにも積極的に取り組めるようになり、生活に明るさが戻ってきました。
食事面でも、お母さんの協力のもと、野菜を中心としたバランスの良い食事を心がけるようになりました。治療を始めて7か月目には、顔に出ていた症状も落ち着き、『美容院にも行きたい』という嬉しい言葉が聞かれるようになりました。
さらに8か月目に入ると、お母さんと一緒に温泉に行けるほど体調が回復。来院の際には、おすすめの温泉について教えてくれることもありました。
彼女によると、肌の乾燥が強い時は塩分濃度の高い温泉の方が保湿効果が高く、アトピーの肌にも良いと感じられたそうです。私自身も肌が弱い方で銭湯や温泉が好きなので、彼女の体験を参考にさせていただいています。
アトピーを根本的に治すには
治療から10ヶ月が経ち、全身の症状が良化してきたので大学に復学出来る様になりました。
約1年経過した現在は、所々乾燥する箇所もあり、痒い時があるけれども薬を全く使わなくても普通に生活ができているそうです。
『初めはどうなることかと思ったけど、思い切って薬を断つ事を決心して良かった』とお話ししてくれました。
アトピーを根本から治していくには、食事や運動、姿勢など変えていく必要があるため簡単ではありませんが、『この薬をいつまで使い続ければ良いのだろう?薬が効かななくなったらどうしよう?』などといった不安はなくなっていきます。
また、彼女のように長年ステロイドを使用していてそれを辞めていく場合は、辛く苦しい期間がどうしても出てきます。
ですのでアトピーが発症した際は、「薬を使っていくのか?使う場合はいつまで使うのか?使わないという選択肢を取るのか?」
使用する前に一度立ち止まって考えて頂ければと思います。
薬を辞めたいけど辞められない!できれば使用したくない!子供には使わせたくない!とお考えの方は一度ご相談頂ければと思います。