三叉神経痛が再発した 浜松市Kさん
5年前と同等レベルの痛みが出てしまった
5年前に三叉神経痛で苦しんでいた女性の話です。5回ほどの通院で良くはなっていたものの、完全ではない状態だったのでしょう、今年の7月頃に前回と同レベルの痛みが再発してしまいました。
目の酷使が再発の引き金に
目の酷使は首コリに直結します。目は脳の次に血液を大量に消費するパーツです。目を酷使する事で首の筋肉を栄養するための血液まで目が消費してしまい結果的に首の筋肉は硬く凝ってしまいます。硬く凝った筋肉に首の骨が引っ張られるような状態となり頸椎は歪み三叉神経の繊維を圧迫して三叉神経痛や三叉神経麻痺の症状が出てしまうのです。
三叉神経痛や麻痺が左側に出やすい理由
人間には右の骨盤が歪み、左の鎖骨が歪み易いといった生理的な法則があります。これは人種や性別に関係なく統一された法則です。右側の骨盤が歪む事で熟睡して寝返りを打った時に必ず左を下にして人は寝るという事で左の鎖骨に歪みが出ます。
これは横になって寝ている時に、上にある右側の肩や首の重みが左の胸鎖関節に負担をかけてしまい左の胸鎖関節がその右側の重さに耐えかね歪みが出てしまうのです。
左の鎖骨が歪む事で、左側の首の筋肉に血流障害が起きて左側の筋肉にコリが出ます。それによって左側に三叉神経麻痺や痛みが出やすいのです。
【乳ガンは左胸にでき易い】と同じ理屈
乳ガンは圧倒的に左側の方が発症率が高い事は周知の事実。これも鎖骨の歪みが左側に出易い!といった法則を知ればスンナリと理解できる事でしょう。
鎖骨と肋骨の隙間を鎖骨下動脈という心臓から出たばかりの太い血管が腕に向けて走っていますが、さらにその鎖骨下動脈からは乳腺を栄養する内乳動脈も分岐して胸に向けて下りています。
左の鎖骨が歪み鎖骨下動脈への強い圧迫が続く事で、乳腺への血流障害も起きてしまい、やがて乳腺の石灰化を発症させる状態となりガン細胞が成長する。と考えれば乳がんの発症メカニズムが理解できると思います。
つまり人間の体の大原則として【血流の悪化は細胞レベルから健康を害す】といった格言が成り立ちます。シンプルですがとても大切な事なのでしっかりと覚えてほしいものです。
この症例は『三叉神経痛を5回で解消』と同一人物の実話です。