卵巣のう腫
卵巣のう腫にメスは要らない
コメントのまとめ
川村さんとのやりとりを文字で要約してみました
- 卵巣の摘出手術を断って自然療法を選択した理由をお聞かせ下さい。
- 手術して悪いところを取ったとしても、病気の原因までは解消できないとの思いと、近所の女性から、同じ手術を受けた後の方が体調が悪くなり悩んでいると聞かされていたので手術をお断りしました。
「今は左の卵巣が悪いが、右も悪くなる前に取ってしまいましょう」と医師から手術を勧められたそうです。私たちは卵巣のう腫の原因として骨盤内の環境の悪さに目を向けています。なぜ卵巣が悪くなったのか?どうすれば根本から解決できるのか?詳しくは本文をお読み下さい。
- その後の検査を含めた身体の様子をお聞かせ下さい。
- 半年ごとにエコー検査を受けています。「無くなっている訳ではないが悪性のものでもないし手術を必要とする状態でもない」との結果が出ています。
病院での検査は大切だと思います。そしてもっと大切な事が病気になる原因をしっかりと探し出す事だと考えています。
- 現在の生活の中で気を配っている事などあれば教えて下さい。
- 身体を冷やさないことや食事の内容などに対して出来る範囲で気を配っています。
これからの時代は病気を治すのではなく、病気を未然に防ぐといった予防医学を広める大切さを感じています。
卵巣を摘出しても、その環境は改善されない
川村さんは腰部椎間板ヘルニアを患いこの自然療法との縁ができた女性です。
職場での定期検診で左側の卵巣のう腫との診断がされ、医師からは「今は左側だけだが、右もなる恐れがあるので、すぐに手術をしましょう」と勧められたそうですが、それを断り自然療法に切り替えました。
彼女のお腹を触ってみたところ、やはり左側の方が硬くなっていました。これは身体の構造上の法則から右側の骨盤が歪み、それを無意識に庇い左半身に重心をかけた生活が続く事で左の足腰や背中の筋肉にコリが出て、やはり左側のお腹も硬くなっていたのす。
硬いという事はその部分を通っている血管も圧迫されますので、骨盤内の子宮や卵巣・膀胱といった臓器への血流も悪くなってしまいます。その血流の悪化こそが彼女の卵巣を細胞レベルから不健康な状態にさせてしまっていたのです。
血流の悪化は全ての細胞に対して悪い影響を出してしまいます。彼女のお腹を強く押さえてみたところ、硬い方の左より右側のお腹を押した時に強い痛みを訴えました。これには理由があります。
人に異常を知らせるための神経繊維も血液で栄養補給をしていますが、長期間の血流障害があると、その髪の毛よりも細い末端の神経線維は、野菜が萎れるのと同じ様に元気を失くしてしまい、痛みを脳へ伝える働きが出来なくなります。
つまり彼女の骨盤内でも特に左側の血流障害はかなり長い間続いていた事になります。そうした状態で卵巣が何の問題も無く健康でいられる訳もありません。卵巣だけが勝手に悪くなった訳ではないのです。
彼女もその知覚神経の麻痺について、しっかりと理解して自宅での自己療法を真剣に取り組む姿勢になりました。古くなったゴムバンドも新調して臨んだわけです。
原因がわかれば簡単なものです、痛んだ卵巣に新鮮な血液をジャンジャンと送り込んでやれば血液が自然に治癒させてくれます。
事実9回ほど通った時点で左側のお腹に痛みを感じるようになりました、これは血流の改善により麻痺していた神経が甦ったことを証明しています。その痛みも血流が安定すると、やがて自然に解消されてしまいました。
かくして彼女はその後の検査で「手術は不要」との医師からの診断を得る事ができました。
この様に血流の悪化は細胞レベルから不健康な状態とさせてしまい、逆に血流の改善をさせることにより、細胞レベルから健康を取り戻す事もできるのです。
人間はもともと、そのような仕組みが備わっていたのです。優しくて強大な自然治癒力があなたの身体にも血液として流れています。