ドライアイ・角膜のトラブルは鎖骨の歪みが原因 御前崎市Tさん
眼科ではダメだったが鎖骨調整で改善された
Tさんは以前に腰椎ヘルニアを発症し、当院の整体療法と自宅での自己療法によって完璧に改善させた経験のある女性ですが、今度は目の痛みで来られました。
彼女は以前からコンタクトレンズを使用していましたが、目に強い痛みを感じて眼科を受診したそうです。医師からはドライアイが原因とした角膜の傷による痛みである事を説明され目薬を処方されたものの効果が出なかったので、こちらへ来られました。
上の記述は日本アイバンク協会のHPから引用させて頂きました。
角膜とはで調べると上記のような説明が出て来ます。その大切な角膜は涙腺からの涙によって守られていますが、涙腺がまともに働く事が出来なければ涙の出が悪くなり、角膜は乾燥してドライアイとなり、空気中のチリや埃で角膜が傷ついてしまう訳です。
ではなぜ彼女はドライアイになりコンタクトの使用で、角膜に傷が出来てしまったのでしょうか?理由は簡単です。涙腺に新鮮な血液が安定して届けられなかったからです、それを目薬で補う事が正しい選択でしょうか?
涙腺もやはり細胞の集合体です、血液の不足は涙腺自体の働きを低下させてしまいます。
このイラストをご覧下さい、鎖骨が歪む事で鎖骨と肋骨の隙間を腕に向かって走る太い血管がありますが、その血管から首の骨の横の突起を貫通して頭部へ向かう頚骨動脈が枝分かれしています。この血管こそが目・鼻・耳などの各器官へ栄養と酸素を届けるための血管です。
鎖骨の歪みはその頚骨動脈の元栓が閉められている事を意味します。
鎖骨が歪むと肋骨と鎖骨の隙間が狭くなり、その隙間を腕に向かって走っている鎖骨下動脈が骨と骨に強く挟まれてしまい頭部への血流の元栓が締め付けられてしまうからです。
このように専門用語を使うと難しく感じてしまいますが、水道のホースを強く締め付けた状態であると考えれば理解しやすいのではないかと感じます。
血管の名前を覚える必要はありませんが、骨格の歪みによって身体の中を走る太く大切な血管が常に圧迫され続ければ、何らかのトラブルが起きることは理解できると思います。
大切なのはどこの血管が圧迫されているかを知ること
骨格の歪み方によって血管の圧迫のされ方はそれぞれ違いますが、今回のドライアイや角膜に出来てしまったキズは、鎖骨の歪みによって起きたトラブルであると理解して下さい。
血管の圧迫が、下腹部に起きれば婦人科系や泌尿器系、膝の周辺に起きれば膝関節に問題が起きてしまうといった事も覚えて欲しいと思います。
要するに新鮮な血液が常に安定して循環している状態であればトラブルは起きませんし、その様な良い環境に近づける事で血液が持つ治す力で辛い症状は自然に解決できるのです。
彼女は3回ほど通い、鎖骨の歪みを原因とした涙腺への血液循環が改善されて終了となりました。病院では解決できなかった問題が簡単に消えてしまったのです。
辛い思いをしてそれを自分の中で解消できれば自信となって身に付きます。おそらく彼女はこれから先に同じトラブルで悩む事はないと思われます。なぜなら予防法や解決法を身を持って知ったからです。
日頃から鎖骨周辺を良くほぐしてトラブルの防止に気を配って頂きたいと思います。