ステロイド治療から自然療法へ 掛川市Sさん25歳
アトピーを身体の中から解消できた。
彼の言葉です
Sさんが最初に来られた時の状態です、全体的にカサカサ状態の肌でした。
Sさんが最初に来られた時の状態です。彼は幼児期からステロイドを使い続けていたそうですアトピーは皮膚病ではなく、排尿・排便などの排泄がうまく行っていないので皮膚が代わりに排泄の仕事をしている生理作用ですとの説明に納得され、こちらへ通う事になりました。
ステロイドの解毒が始まりました。一見悪くなった様に見えますがケア途中に出る解毒反応です。
週に1回の間隔で12回ほど経った頃に、写真のような状態となってきました。これは皮膚の奥に沈着していたステロイド剤の酸化したものを、免疫細胞である白血球が発見し、外敵であると判断すると、体外に排泄しようと働き、肌をとおして外部へ出す解毒反応という生理作用です。
見た目は一見悪くなった様にも見えてしまいますが、この反応は免疫が高まった証拠であり、このステロイド皮膚炎がおさまれば、アトピーは急速に良くなってしまいます。
この写真を撮影した十数日後にはステロイド皮膚炎も沈静化して、日に焼けた肌がポロポロと剥がれた時の様な感じとなり肌がキレイになり始めた頃から彼は通院を少しずつ休み始めて、いつしか来なくなりました。
1年後には別人のように肌はキレイになりましたが、首の調子が悪くなったと再び来られました。
それから約1年が経った頃に、彼から予約の電話が入り対面したところ、1年前とは別人の様に肌がキレイになっていました。
ステロイド皮膚炎が出ていた頃には、痒みは激しくなるし全身が震えるような寒気も感じて苦しかったものの、本当に辛い時期は2~3週間だったとも話してくれました。
この様に身体の歪みを正し、排泄の機能が高まればアトピーは自然の力で良くなってしまいます。この力には個人差があり、終了までの時間的な差はありますが誰にでも備わっています。
ステロイドは体を冷やす
アトピーで苦しむ人は大勢います。その大部分の人たちは皮膚病であると決め付け、皮膚科へ通うことになります。そこではステロイドを使用した対症療法が一般化されています。
ステロイドを塗れば驚くほどの効果が出て、すぐに肌はキレイになってしまいます。それはどの様な作用で肌に変化が出るのでしょうか?
ステロイドには毛細血管を縮める作用があって、血中のヒスタミン(体内毒素)を閉じ込め外へ出さないという働きがあります。それにより肌の炎症は即座に消えてしまう効果が出ます。
しかし、ここで冷静に考えて下さい。体内毒素は生きている限り必ず発生します、毛細血管を縮めて出口に蓋をすればヒスタミンの排泄がされないので、一時的な効果が出ます。
しかし出口を蓋がされた状態ですので、それ以後に作られた体内毒素は体内に溜ってしまい薬効が消える頃には一気に肌から噴出します。リバウンドと言われる状態がそれです。
先にも書きましたがステロイドには毛細血管を縮める作用があります。そのため永く使用すると身体の芯から冷える、冷え性体質になってしまいます。
低体温はアトピーの体質を作る
冷えは健康的ではありません。アトピーは体内毒素を皮膚から排泄している生理作用である事はこのサイトで何回もお伝えしています。
その体内毒素の正体は腸内腐敗から発生するカンジタ菌・ブドウ球菌・ウエルシュ菌などの悪玉菌です。それらは体温が下がることで各種の消化酵素の働きが悪くなり、腸内細菌のバランスが崩れる事で発生します。
食べたものが順調に分解と吸収がされ、残ったカスは便として排泄される・・・といった健康な状態であればアトピーで悩む事などあり得ないのです。