幼児アトピーの対応策
幼児への調整はお母さんのお腹の上で
この動画でのお母さんとのやり取りを注意深く聞いてみて下さい。この子は1歳半ですが、特別に嫌がる事も無く調整をうけています。
幼児にとって【他人に身体を触られる】のは恐怖かも知れません。調整する側からしても仕事にならない、といった状態までに嫌がられてしまうと良い結果は出せません。そんな時に便利な【お母さんベット】を紹介したいと思います。
便通の改善
最も早く変化したのが便通でした。今までは4日に1回の便通が、毎日2回に変化したと証言されています。便通の良し悪しはお腹の硬さで判断できます。こうした子供の場合、下腹部を押さえてみるとハッキリとした硬さがあります。同時に冷えも感じる場合も多いのですが、これは下腹部の血流が悪い事を意味しています。骨盤の歪みを正し血管の圧迫を開放するための手当てによって簡単に解消できますが、自分の子供でありながら【触る・押さえる】といった手当てが一般化されていないので、自分の子供でありながら【お腹の硬さ】に気付いていないお母さんが多いのには常々驚いています。
改善反応
「初回の調整の翌日にアトピーが悪化したみたいで心配しましたが、6日程で症状が軽くなった。」との話がありますが、これは調整によって血流や神経伝達が改善されると出る改善反応です。血液の中には免疫細胞である白血球が存在するのは周知の事実ですが、その免疫細胞が血流の改善で活性化され、今まで見落としていた体内毒素を肌を通して外へ追い出す仕組みにより【症状】が出ます。その【症状】を悪いものと決め付けてしまう事で問題が深刻化するのです。
アトピーの完治は体内毒素の排出と、体内毒素を作らない体質に改善させる事で成り立ちます。しっかりとした知識が必要でありますので、このサイトをご利用ください。
背中の硬さに気付いたお母さん
ビデオ内の「自分の子供と他人の子供の背中の硬さを比較した」といった下りですが、とても大切な事であると考えます。知っての通り背中からは、各内臓への支配神経が出ています。その背中に歪みが出て、歪みによって血管が常に圧迫され続けていたのでは、脳から出されている各臓器への指令はスムースさを失います。特にアトピーに関係する消化器系の臓器は、その時に食べた物に対して最適な消化液を出すための脳からの指令により制御されて働いているのです。
消化器系への指令はリアルタイム
私たちは日頃、何となく好きな物を好きな様に食べていますが、その時々で脳はリアルタイムに消化器系に対して指令を出しています。例えば油が多い食品を摂れば膵臓や胆嚢に対してそれなりの指令を出し、脂質の分解がされ易くする。といった形で、最終的には良質な血液を作るためのプログラムを組み立てているのです。考えてみれば凄い事が自然の営みの中で起きています。臓器への神経支配の伝達の良し悪しは大きな差となって体に変化を出すのです。
アトピーが整体で本当に良くなるの?
こんな低レベルな話しをよく聞きます。アトピーは皮膚病では無く、消化器系の機能不全により腸内で悪玉菌が増殖し、それらの悪玉菌が血中に混入し、それらを免疫細胞が皮膚を通して体外に排泄させようとして皮膚湿疹を起こす。つまり身体を守っているのです。体内毒素を溜め込むのは大変に危険な事なのです。
この身体を守るための自浄作用がアトピーの正体であると考えますが、世間一般には知られていない事であり、皮膚科は勿論、サプリメントや食事療法、鍼灸治療などありとあらゆる治療法を試した人も少なくありません。その全てが無駄とは言いませんが、神経伝達を改善させ、消化器系の働きを活性化する事を目的として考えた場合、骨格の歪みをダイレクトに正すといった効果を期待できるのは、整体以外には考えられません。整体は腰痛や肩こりを治すための療法ではありませんが、何時しかそうした【肩こり・腰痛】には便利な治療法とした既成概念が生まれてしまったのだと考えます。
人間は60兆の細胞の集合体
もはや一般化され誰しもが知っている事ですが、意外にも軽視されているのが血流と神経伝達の重要性であると感じています。【細胞が常に新鮮な血液を吸収できて、脳からの各臓器への的確な指令が的確に伝わる。】何となく難しく感じるかも知れませんが、実はとってもシンプルなのです。その大切な血流と神経伝達を悪くさせてしまう要因が骨格の歪みです。
ではどの様にして骨格が歪むのか・・・?といった話は、このサイトで何回も説いています。特にストレスと3大障害の記事には図解もしながら解りやすく説明していますので是非とも参考にして下さい。https://dan15.jp/column/2376/