不安感が少しずつ消え、車の運転も可能に

鎖骨の歪みを調べたところ、左の鎖骨に大きな歪みが確認されました

術後には歪みが改善され左右の腕がスムースに上がっています。この女性は毎日の生活に不安感を持ってしまい悩んでおられました。ご主人が仕事で留守になるのが怖い状態になってしまいオロオロとした生活を続けていたそうです。

こうした精神面での不安感や脱力感・悲壮感といった俗にいうウツ状態の人には、共通した異変があります。それは鎖骨の歪みによる脳への血流障害です。

この女性の場合も、左側の鎖骨に大きな歪みが出ていました。この鎖骨の歪みは首を支える筋肉に対しての血流障害を起こしますので、首の筋肉にコリが出て結果的に脳への血流障害も起こしてしまいます。

それにより、脳細胞は徐々にではありますが疲れてしまい、やがて睡眠障害などの症状も出しながら、精神面では前向きな気持ちになれなくなって行きます。

脳細胞へ新鮮な血液が安定して届いていないのですから、当然の事かも知れません。

では何故、左の鎖骨だけが歪んだのでしょうか？これには右の骨盤が歪む事でそれを庇い、睡眠中に左半身を下にして寝る時間が多くなるからです。(この件についてはこのサイトで何回もふれていますので、ここでは省略します)

その鎖骨の歪みを正して、脳への血流をスムースに循環させる事で、脳細胞は徐々に元気を取り戻し、健康的な思考が芽生えてくる訳です。

とある日の昼間に近くのレストランで、偶然この女性と出会い「車の運転も出来るようにもなり、こうして家族と外食にも来れます、本当に良かったです。」と声をかけてくれました。こちらとしても嬉しい話です。

『健全な精神は健全な肉体に宿る』肉体と精神は別物ではないと考えます。ですので精神的に落ち込んでいる場合などには、クスリに頼らずに肉体面のチェックをお勧めしております。